「初めての経験ですが、楽しんでます」なでしこの“10番”籾木結花が新天地アメリカでの現状を報告!

2020年06月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「家族から離れて住むことも、クラブを変えることも初めて」

昨年末のE-1選手権優勝時の籾木。最終節の韓国戦で決勝点を記録した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 先日、アメリカ女子サッカーリーグ(NWSL)のOLレインへ移籍したばかりの日本代表MF籾木結花が6月9日、自身のツイッターを更新し、アメリカでの新生活について綴った。

 ニューヨーク生まれの24歳は、2009年に日テレ・東京ヴェルディベレーザの育成組織メニーナに入団し、順調にトップチームに昇格。2016年から背番号10を背負い、リーグ5連覇中のベレーザの主軸に成長した。また、各年代別代表を経て、なでしこジャパンにも定着し、現在は代表でも10番を背負う。

 アメリカの西海岸に位置するワシントン州タコマを本拠地とするOLレインには、2019年の女子ワールドカップ・フランス大会で6ゴールを決めて大会得点王とMVPに輝き、同年のバロンドールを受賞したアメリカ代表FWのミーガン・ラピノーや、なでしこジャパンのMF宇津木瑠美も所属している。

 5月22日に移籍を発表した籾木は、その後に渡米。新型コロナウイルスの影響で1週間程度の隔離措置がとられていた。
 
 その籾木は6月9日、ツイッターを更新。「アメリカに来て2週間が経ちましたが、全てが日本と違っていて面白い。生活もサッカーも何もかも違う。それに加えて、家族から離れて住むことも、クラブを変えることも初めての経験ですが、楽しんでます」と現状を報告した。

 この投稿にOLレインの公式ツイッターも「ここに来てくれてとても嬉しい!」と歓迎。ファンからは「お元気そうでなによりです」、「サッカーの出来る環境を楽しんで成長して下さい」、「楽しめてるならよかった!!」、「活躍を期待しています」と応援のメッセージが送られた。

 新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されていたNWSLは、6月27日にスタートする。初めてづくしとなった移籍だが、籾木は新チームに早くも溶け込んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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