「できるだけ真似しようと思った」名手イニエスタが憧れのプレーヤーに伝説の元Jリーガーをチョイス!

2020年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

イニエスタが語った2大クラックは?

イニエスタにとってのアイドルは一体誰なのか? 本人が明かしている。 (C) SOCCER DIGEST

 Jリーグで異彩を放つアンドレス・イニエスタが、自身の憧れていた選手を明かした。

 バルセロナの下部組織出身のイニエスタは、2002年のトップチームデビューから約16年に渡って愛するクラブで活躍。ラ・リーガ制覇9回や4度のチャンピオンズ・リーグ優勝など幾多のタイトルをカタルーニャの名門にもたらした。

 18年の夏にヴィッセル神戸に電撃加入してからは、圧倒的な存在感と類まれなテクニックでチームを牽引。昨シーズンには、天皇杯制覇を成し遂げてクラブ史上初のタイトル獲得に貢献した。

 36歳になってますます意気軒昂といったところのイニエスタ。そんなスペイン・サッカー界の巨星にも、かつて憧れたスターがいた。現地時間6月4日にラ・リーガの公式インタビューに応じた元スペイン代表MFは、自身が目指した2大クラックの名前を口にした。

「僕のアイドルは、いつだってミカエル・ラウドルップとジョゼップ・グアルディオラだった。2人は僕が最も尊敬する選手さ」
 
 ともに古巣のレジェンドであり、天才的なパスでファンを魅了した稀代のゲームメイカーだ。さらにラウドルップは、現役時代に神戸でプレーし、グアルディオラはバルサで師弟関係も築くなど、共通点も少なくない。

 また往年の名手への憧れをこうも熱弁している。

「彼らが僕のプレースタイルのベースになった。僕自身のスタイルを残しつつも、できるだけ真似しようと思ったんだ。憧れが強かったからね。選手として、僕が小さい時から尊敬している」

 数々の美技で日本のサッカーファンを魅了し続けるイニエスタ。そのプレースタイルの礎となったのは、伝説の名手たちだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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