1回の検査では最大3680件に対応可能
オンライン上で会見に臨む村井チェアマン。写真は会見中のスクリーンショット
Jリーグは6月5日、第3回の「臨時理事会」を開催。その後Web上で記者会見を行なった。会見に参加した村井満チェアマンは、以前に発表した全選手、スタッフへのPCR検査について「今日の理事会では概要、考え方などを共有させていただいた」としながらもその詳細を開示した。
全選手、監督・コーチ等を対象に唾液検体によるPCR検査を実施。最初の検査を想定している6月20日以降、12月後半まで2週間に1度のペースで計14回ほど定期的に行なう予定だ。1回の検査では最大3680件を想定し、1クラブに60人の枠を割り振る。この検査を受けて陰性判定を受けた選手、チームスタッフのみが試合にエントリーすることができる仕組みだ。
試合出場の可否も関わってくるため、この結果を先日設立を発表したJリーグ内の検査センターで管理、対応にあたる。
全選手、監督・コーチ等を対象に唾液検体によるPCR検査を実施。最初の検査を想定している6月20日以降、12月後半まで2週間に1度のペースで計14回ほど定期的に行なう予定だ。1回の検査では最大3680件を想定し、1クラブに60人の枠を割り振る。この検査を受けて陰性判定を受けた選手、チームスタッフのみが試合にエントリーすることができる仕組みだ。
試合出場の可否も関わってくるため、この結果を先日設立を発表したJリーグ内の検査センターで管理、対応にあたる。
実際の検査は、綿棒状の検査キットを2分間口に含むというもの。試合前のスタジアムでホームチームの衛生担当者が立ち会いのもとに行なわれる想定だ。それとは別にアウェーチームの遠征に帯同しなかった選手、スタッフを対象に同時刻に検査を行なう予定。レフリーやマッチコミッショナーなどにも実施される。さらに、実際に陽性判定が出た場合などは臨時の検査も実施。家族や関係者に至るまで網羅するという。
しかし、今後コロナウイルス感染の第2波、第3波が来た場合など、社会の検査需要がひっ迫した場合は定例検査を中止し、その検査能力を社会に還元するということまで決められている。
Jリーグ藤村昇司特命担当部長は「日頃の行動管理と行動記録。これを全員が理解して検査に臨めればと思います」と検査を過信せず、個々の健康管理も引き続き行なうことを呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
しかし、今後コロナウイルス感染の第2波、第3波が来た場合など、社会の検査需要がひっ迫した場合は定例検査を中止し、その検査能力を社会に還元するということまで決められている。
Jリーグ藤村昇司特命担当部長は「日頃の行動管理と行動記録。これを全員が理解して検査に臨めればと思います」と検査を過信せず、個々の健康管理も引き続き行なうことを呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部