香川真司にJ電撃復帰の可能性!? スペイン紙が今季終了後の去就を予測「アイドルのままの日本も…」

2020年06月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「真のスタートしてやって来たが…」

サラゴサで満足のいく結果を残せていない香川。その去就が騒がしくなっている。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 ラ・リーガ2部のレアル・サラゴサに所属する日本代表MF香川真司の去就が、注目を集めている。

 現在31歳の日本代表MFは、昨夏に自身の念願でもあったスペイン挑戦を叶えたが、コンディションが万全ではなく、昨年11月に若手スペイン人FWのハビ・プアドが加入したこともあって序列が低下。年明けから出場機会が激減している。

 サラゴサとは、昇格すれば自動的に1年の更新がされる特別な契約を締結しているという香川。だが、決して裕福ではないクラブの懐事情もあり、公式戦23試合でわずかに2ゴールと目に見える結果を残せていない男の去就は不透明なままだ。

 苦境に立たされる香川についてはスペイン・メディアも辛辣だ。現地時間6月2日に地元紙『El Desmarque』は、「今シーズンの終了は、シンジ・カガワのサラゴサの一員としてふさわしいかを見直すことを意味する」とし、次のように続けた。

「真のスターとしてやってきた日本人MFだったが、ほとんど輝く機会がなく、現状として彼の未来はデ・ラ・ロマレーダ(サラゴサ本拠地)からは遠ざかっているように見える」
 

 さらに同紙は、香川のこれまでの功績について、「31歳で素晴らしい経歴を持っている」としたうえで、「いまだ選手としての可能性もあるため、今夏の移籍市場で、別のチームからのオファーにサインしても不思議ではない」と綴り、日本復帰の可能性も指摘した。

「彼の将来は、金銭的にも余裕のあるアメリカのMLSとカタールリーグにあるように見えるが、トルコへの再上陸、そして彼がアイドルのままである日本復帰など他の提案も排除しきれない。いずれにせよ、今シーズンの終わりは、カガワの次の移籍市場での方向性と大いに関係しそうだ」

 新型コロナウイルスの影響で中断していたラ・リーガも現地時間6月11日からの再開が決定した。残された11試合は、香川のキャリアにとって重要な意味を持ちそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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