【FC東京】「スタジアムに自分たちの声が響き渡る感じは嫌」。森重真人が無観客試合に言及

2020年06月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

Jリーグ再開、練習状況についてもコメント

最終ラインの要として、森重はどんな声で統率するのか。再開初戦が楽しみだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 FC東京が開催している「青赤LIVE」(YouTube LIVE配信)で、5月30日に「現役選手×OB会・第2弾」(石川直宏クラブコミュニケーター、羽生直剛クラブナビゲーターが森重真人、2006~2016年までFC東京に在籍した平山相太をゲストに迎えて様々な話題を語り尽くす)が配信された。

 そこで森重がJリーグ再開、練習状況、無観客試合について触れる場面があった。

 石川にまず「再開(J1は7月4日)が決定しましたね」と振られると、森重は次のように回答。

「やっと練習に身が入るというか、目的を持って物事に取り組めています。やっと目先の目標が見えてきたなと。モチベーションは上がっています」
 
 練習についても最初は「複数のグループに分かれ、ひとりのサーキットトレーニングからスタートさせた」が、「最近やっと対人の練習でボールを奪い合ったりとか、そういうトレーニングをやっと始めることができた。サッカーらしい練習に取り組めるようになった」という。道具などを使ったら消毒したり、ストレッチの時は選手間の距離にも気を遣っているが、「練習中はバチバチやっている」。

 そう真面目に話していた森重に突っ込みを入れたのが羽生である。無観客試合について森重が「寂しいですよね。スタジアムに自分たちの声が響き渡る感じは嫌。(『DAZN』の試合中継で)声がめっちゃ聞こえるんじゃないですか」とコメントすると、羽生が「森重は口が汚いからやばいんじゃない?(笑)」とカットイン。すかさず森重が「ニュウさん! もう僕も33歳になったので大丈夫です」と宣言していた。

 無観客試合の楽しみ方のひとつが"選手の声"だろう。選手間でどのような指示をし、その指示をどうプレーに反映させるのか。声掛けの重要性を改めて知るうえで、ファン・サポーターにとって無観客試合は参考資料になりそうだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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