「ハセベの前で、相手チームは何もできない」地元紙が長谷部誠が統率するフランクフルト守備陣を高評価!

2020年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

36歳ベテランの奮闘を称賛

前節から3バックの中央で先発起用されている長谷部。 (C)Getty Images

 現地時間5月30日にブンデスリーガ第29節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトはヴォルフスブルクと対戦し、2-1で勝利。リーグ戦では7試合ぶりの白星を挙げている。

 フランクフルトは27分にアンドレ・シウバ、1-1で迎えた85分に鎌田がゴールを挙げ、劇的に勝点3を奪った。現地紙『Frankfurter Rundschau』は、「白星を期待されていたわけではなく、望外の勝利だ」とチームの健闘を称えている。

 また、同紙の番記者を務めるヴォン・デュストラワイツ氏は、スコアラーふたりよりも、守備ブロックを構成した3人を高く評価している。GKのケビン・トラップ、右CBのダビド・アブラアム、そして中央で3バックを統率した長谷部誠だ。

 アブラアムは「彼が戻ってきたことでチームに軸ができた」、トラップは「何本もの得点チャンスを防いだ」と称賛。そして長谷部については、このように綴った。

「彼はピッチの上で何が起こるかを知り、試合をデザインする選手である。守備のリーダーとして重要な場面で危機を読み、デュエルにも勝利した。非常によくやった。背が数センチ小さくとも、ハセベの前で相手のチームは何もできない」

 フランクフルトは、前節から中央に長谷部を据える3バックに戻したことが奏功。チームの調子は上向き、7試合ぶりの白星で暫定12位に浮上した。

 フランクフルトは次節、現地時間6月3日に大迫勇也が所属するブレーメンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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