「マドリーに復帰できなかった場合は…」久保建英の来季去就は?「第1希望」を現地メディアが報じる!

2020年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

第2希望は「素晴らしいアイデア」

マジョルカでの活躍により、来季の去就が注目されている久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 連日のように現地メディアを賑わしているのが、久保建英の去就だ。レアル・マドリーからマジョルカにレンタル中の18歳は、ラ・リーガ1年目ながら、ここまで24試合に出場して3ゴール・2アシスト。昇格組でタレントの少ないチームで、違いを作り出している。

 3人しかない登録できない「EU圏外枠」の問題もあり、マドリーのトップチームへの即時復帰は難しいと見られるなか、マドリー専門メディア『Defensa Central』は先日、この日本代表MFの「来シーズンのオプション」として、4つのケースを伝えた。マジョルカでレンタル延長、レアル・ソシエダへのレンタル、ベティスへのレンタル、そしてパリ・サンジェルマンへの完全移籍だ。

 セリエAの名門ミランからの関心も伝えられるなか、同メディアが5月30日に続報を発信した。マドリーでのトップチーム入りが叶わなかった場合、久保の第一希望はマジョルカ残留だという。理由は、すでにチームでの地位を確立し、「ビセンテ・モレーノ監督のやり方を知っているから」と綴っている。

 ただし、チームが1部に残留することが絶対条件になるだろう。6月11日に再開することが決まったラ・リーガで、マジョルカは降格圏の18位に低迷している。
 
 そして、第2希望がソシエダへのレンタルのようだ。記事は、マドリーとソシエダの関係は良好であり、現在マドリーからソシエダにレンタル中のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴー入れ替わりで(ソシエダの本拠地)サン・セバスチャンに向かうのは、「素晴らしいアイデア」だと指摘。「ヨーロッパのコンペティションに出場できる可能性がある」とも伝えている。

 組織的な攻撃サッカーで躍進しているソシエダは、コロナによる中断前までチャンピオンズ・リーグ出場権が得られる4位につけている。

 ただ、あくまで目標はマドリーへの復帰だ。再開後の残りシーズンでの活躍次第では、もちろんありえない話ではないはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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