「サムライよくやった!」鎌田大地がブンデス連続ゴールで決勝点! フランクフルト勝利の立役者に!

2020年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

前節の初ゴールに続き連続でマーク

先発出場し、チームを勝利に導く決勝点を挙げた鎌田。 (C)Getty Images

 現地時間5月30日、ブンデスリーガの第29節が行なわれた。長谷部誠、鎌田大地が先発したフランクフルトは、アウェーでヴォルフスブルクと対戦した。

 前節、レバークーゼンを4-1で下したホームチームに対し、フランクフルトはフライブルクと3-3のドローに終わった。ただ、この試合で復活させた3バックは継続し、長谷部がリベロ、鎌田がトップ下で先発した。

 前半から激しい攻防が続いた26分、2トップの一角であるアンドレ・シウバがエリア内で倒されてPKを獲得。シウバ本人が豪快に蹴り込んで、アウェーチームが先制に成功する。

 その後はホームチームがギアを上げ、フランクフルトはディフェンスの時間が長く続く。押し込まれながらもGKケビン・トラップや長谷部、ヒンターエッガーらが跳ね返して得点を許さないが、前線にボールが収まらず、苦しい時間帯が続いた。

 40分、カウンターから左サイドのフィリップ・コスティッチから中央のミヤト・ガチノビッチに絶好のクロスが送られるが、これは合わず、追加点のチャンスを逃した。

 前半を1-0で折り返した56分、ケビン・マブブに得点を許して1-1とされると、以降は膠着状態が続く。
 
 74分、ゴール前でシウバがコスティッチのクロスから絶好機を迎えるもまたしても合わず。フランクフルトはその3分後に一気に3枚の交代を行ない、前線にはバス・ドストなどを送り込む。

 そして迎えた85分、ドストが落としたボールに、エリア外から猛ダッシュでゴール前に走り込んだ鎌田が左足で流し込んで2点目をゲット。ゴールネットを揺らした後は、ピッチ外でしゃがみ込んでしまうほどの消耗で得た決勝点だった。サポーターもSNS上で「サムライよくやった!」、「これこそカマダ!」と歓声を上げた。

 アディショナルタイムにはルーカス・トッロに2枚目のイエローカードが提示されて退場処分となるハプニングもあったが、試合はアウェーチームが逃げ切って2-1で終了。

 フランクフルトは背番号15の決勝点で2月7日に行なわれたアウクスブルク戦以来、7試合ぶりのリーグ戦白星を挙げ、暫定12位に浮上。鎌田は89分にピッチを退き、長谷部はフル出場を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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