【東京V】再開までの準備期間は十分?大久保嘉人、藤本寛也、永井秀樹監督の反応は…

2020年05月29日 サッカーダイジェスト編集部

「怪我のリスクは絶対に高くなる」

東京Vは5月29日にトレーニングを再開。ベテランの大久保(左)とキャプテンの藤本(右)が取材に応じた。(C)TOKYO VERDY

 Jリーグは5月29日、2月末から延期していたリーグ戦の再開日を発表。J1は7月4日、J2とJ3は6月27日に決まった。

 J2に在籍する東京ヴェルディは発表と同日にトップチームのトレーニングを再開している。大久保嘉人と藤本寛也の両選手、永井秀樹監督の3人がオンラインで取材に応じた。

 3月27日を最後に休止していたチームでの活動が再開され、大久保は「久々にサッカーがやれて、みんなで擦り合わせたりできたので、やっぱりこれが一番楽しいなと思いました」と喜びを口にする。

 ただしそんな大久保も約1か月後の再開については、困惑する部分があるようだ。「ちょっときついなという感じ。それまでに絶対に100パーセントまで持っていけないから。そこは難しい。練習からいつも以上に自分の体力面を意識して、積極的に上げていかないといけない」と話す。
 
 大久保はまた「今のコンディションは30パーセントくらい。多分俺だけじゃなくてどこのチームの選手もそうだと思う。Jリーグがやりたい気持ちも分かるし、自分たちもやりたいです。だけど、いつものオフ期間より長く休んでいて、1か月後にすぐ試合をするとなると、怪我のリスクは絶対に高くなる。これからは暑くもなるし、そのあたりは心配」と懸念点も挙げた。

 再開日については藤本と永井監督も「予想よりも1週早かった」と口を揃える。

 それでも永井監督は「決まったからには最善の準備をしていかないといけない。連戦になっていくので全選手の力が必要になってくる。そのへんも意識してプランニングしていきたい。また怪我のリスクもより考える必要がある。選手の様子をいつもより見ながらやっていきたい」と準備期間のビジョンを語った。

構成●サッカーダイジェスト編集部
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