クラブ存続危機の【東京23FC】がクラウドファンディングに挑戦中!!

2020年05月28日 サッカーダイジェスト編集部

東京23区初のJリーグクラブを目指して

今年3月に開催された東京カップで優勝し、今季こそ悲願のJFL昇格に向け機運が高まっていたが……。写真提供:東京23FC

 東京都江戸川区からJリーグ参入を目指し、現在関東サッカーリーグ1部に所属する東京23FCでは、クラウドファンディング「#共に乗り越えよう 東京23FCの挑戦」を実施中だ。

 2003年に江戸川区を拠点に発足し、江戸川区および東京23区にJリーグクラブを創る夢を掲げ活動している東京23FCでは、新型コロナウイルスの影響でリーグ中断によるホームゲーム中止、スポンサーの減収など経営難に直面し、クラブ存続が危機的な状況になっているという。
 
 昨季はシーズン序盤から不調にあえぎ、2部降格も危ぶまれたがギリギリで回避。今季は東京Vや甲府などでも活躍したOBの土屋征夫を監督に迎え、新たな船出となった。3月に開催された東京カップでは3試合で13得点という攻撃力でライバルクラブを次々と圧倒し、3年ぶりに優勝。天皇杯東京都予選に駒を進めるなど、悲願のJFL昇格に向け機運が高まった矢先の騒動で、年内にも消滅が現実的となってきている。

"これからもクラブを存続させ、地域を明るく照らし続ける存在でありたい"
"地域の子どもたちにサッカーやスポーツの素晴らしさを伝えていきたい"
"スポーツで活性化される江戸川区の元気な未来を創りたい"

 こうした想いから、クラブ存続のため「#共に乗り越えよう 東京23FCの挑戦」を合言葉に、今回のクラウドファンディングを計画した。

 500万円を目標金額に、支援協力の期間は6月30日(火)まで。

 なお今回のプロジェクトの支援金はクラブの活動だけではなく、江戸川区の地域団体とともに行なう地域貢献活動の経費とし、地域全体の活性化につなげていくという。

東京23FCクラウドファンディングのサイトはこちら

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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