【J1勝利数ランキングTOP10|外国人監督編】トップはミシャ! 3位と4位は鹿島に栄冠をもたらした…

2020年05月27日 サッカーダイジェスト編集部

1位のミシャにネルシーニョ監督が19勝差で続く

外国人監督のJ1勝利数で1位に輝いたペトロヴィッチ監督。現在、指揮する札幌でも長期政権を築けるか。(C)SOCCER DIGEST

 昨季、横浜をJ1優勝に導いたのはアンジェ・ポステコグルー監督で、外国人監督だ。彼のJリーグ挑戦は18年からなので日本でのキャリアは浅いが、では歴代で最も優れた外国人監督は誰か。J1勝利数でトップ10のランキングを作成して検証した。

※名前横のかっこ内は、Jリーグにおける現所属か最終所属。

順位     名前                 J1勝利数(J1試合数)
1位     ペトロヴィッチ(札幌)        193(417)
2位     ネルシーニョ(柏)          174(372)
3位     トニーニョ・セレーゾ(鹿島)     141(272)
4位     オズワルド・オリヴェイラ(浦和) 105(208)
5位     ストイコビッチ(名古屋)       103(204)
6位     ハンス・オフト(磐田)        100(209)
7位     オズワルド・アルディレス(町田)  99(203)
8位     ジョアン・カルロス(札幌)       86(136)
9位     ユン・ジョンファン(千葉)       72(154)
10位タイ ホルガー・オジェック(浦和)     68(118)
10位タイ レヴィー・クルピ(G大阪)       68(162)
 1位はミシャことペトロヴィッチ監督。J1試合数も400試合超えと多く、これまで率いたクラブでは、広島では06年から11年まで、浦和では12年から17年までと、長期政権を築いているのも特徴的だろう。18年からは札幌を指揮し、同年にはチームを4位に導いてJリーグ優秀監督賞を受賞した。

 2位はネルシーニョ監督だ。日本でのキャリアで最も好成績を残したのは柏。09年7月から14年までの第1次政権時には、J1(11年)、天皇杯(12年)、リーグカップ(13年)を制し、5年ぶりに復帰した昨季はJ2優勝に導いた。

 3位と4位には鹿島で多くのタイトルを獲得した指揮官が並ぶ。3位のセレーゾ監督は2000年に国内3冠(J1、リーグカップ、天皇杯)を達成し、4位のオリヴェイラ監督は07年から09年にJ1を3連覇。どちらも当時、史上初の快挙だった。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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