シュツットガルトは2連敗も…遠藤航に称賛! 欧州メディアがMOMと0.1ポイント差に迫る異例の高評価

2020年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

先発し1アシストを記録

敗北したチームで異例の数値を叩き出した遠藤。 (C)Getty Images

 現地時間5月24日に行なわれたブンデスリーガ2部の第27節、シュツットガルトはホルシュタイン・キールとのアウェー戦に臨んだ。

 遠藤は中盤の底で先発。試合は開始早々7分に1点を奪われると、45分には2枚目のイエローカードを提示されたダニエル・ディアビが退場処分に。数的不利な状況ながらも59分に追いつき1-1とするが、78分、79分と立て続けに失点。1-3と突き放される。

 そんななかで気を吐いたのが遠藤だ。86分に中盤からドリブルで持ち上がった遠藤は、絶妙なタイミングでスルーパス。これを受けた途中出場のサイラス・ワマンギトゥカが流し込み、1点差まで詰め寄った。

 しかし、試合はそのまま終了。シュツットガルトは再開後2連敗を喫し、自動昇格圏の2位から、入れ替え戦に臨む3位に後退している。

 試合には敗れたものの、遠藤は様々なスタッツを算出している欧州のデータサイト『Whoscored.com』のレーティングで「7.9」をマーク。この数値は、勝利したホルシュタイン・キールで「8.0」を獲得したアレクサンダー・ミューリングに続く、高い数値となった。

 遠藤はアシストのほか、要所で攻守におけるチームのキープレーヤーとなっていたことが好評価に繋がったようだ。この試合で7点台をマークしたのはシュツットガルトでは遠藤とワマンギトゥカ(7.1)のふたりのみだった。

 次節は5月28日、順位が逆転されたハンブルクとの直接対決となる。昇格を狙うチームにとっても大一番となる一戦で、遠藤はチームの勝利に貢献することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事