サッカー関係者54人が選んだ「Jリーグ歴代ベスト11」の最強メンバーは? 最多得票は日本が誇る司令塔!

2020年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

投票数の多い順にポジション別に振り分け!

赤く囲っているのが「BEST OF BEST PLAYER」。Jリーグの歴史を築いた名選手がそろい踏み!(C)SOCCER DIGEST

 4月23日発売のサッカーダイジェストでは、Jリーグ26年の歴史を振り返る『Jリーグ歴代ベストイレブン』企画を実施。現役選手、元日本代表、サッカーを愛するタレントなど、50名にアンケートを行ない、2019年までに登録された全Jリーガーの中でそれぞれが思う"マイベストイレブン"を決めてもらった。

 本稿では、サッカーダイジェストWebのみで公開した田中達也、永島昭浩氏ら4名を含めた総勢54名のベストイレブンを集計し、投票数の多かった選手・監督で「ベスト・オブ・ベストイレブン」を作成。主な選定者のコメントとともに紹介していく。なお、ベストプレーヤーは投票数が最も多かった選手としている。
 
――◆――◆――
 
GK
●楢崎正剛(元名古屋ほか)……24票
【主な選定者コメント】
「ピンチの時のビッグセーブが印象深かった」(森重真人/FC東京)
「J1最多出場記録は偉大だし、超人的なセーブも印象的。『正剛(セイゴウ)』という名前も良い」(ペナルティ・ワッキー/タレント)
「J1最多631試合の出場を誇る。2010年に名古屋が初優勝した時、リーグで2番目に多い被シュート数も失点は3番目に少ない数字だった」(二宮寿朗/スポーツライター)
 
DF
●井原正巳(元横浜Mほか)……17票
【主な選定者コメント】
「"アジアの壁"、プレーも熱い!自分がレンタル福岡に移籍していた時の監督が井原さんで、前からのプレッシングなど守備のやり方を叩き込まれました」(仲川輝人/横浜)
「1歳下の井原とは一緒に戦ってきてその凄さを見てきた。代表のキャップ数は歴代2位タイの122試合。この実績が能力の高さを証明している」(福田正博/解説者)
「Jリーグ史上最高のDF。図抜けたフィジカルと集中力、そして対人プレーの圧倒的な強さ。絶対的な信頼を寄せられる名手だ」(マイケル・プラストウ/英国記者)
 
●田中マルクス闘莉王(元名古屋ほか)……32票
【主な選定者コメント】
「DFとして必要な要素をすべて持っているし、攻撃センスも抜群」(小野伸二/琉球)
「浦和と名古屋でチームを優勝に導き、そのプレースタイルは唯一無二」(岩政大樹/解説者)
「主にDFだが、J1通算75得点。FW顔負けの歴代31位である。得点力の高さに改めて驚かされる」(清水英斗/サッカーライター)
 
●中澤佑二(元横浜ほか)……25票
【主な選定者コメント】
「史上最高のCBだと思っている。空中戦と1対1の強さ、判断の確かさ、危機管理能力、守備組織のオーガナイズなど、守備者として必要なものを持ち合わせていた」(出嶋 剛/共同通信社)
「高さが特徴で、スピードや強さも備えているセンターバック。鉄壁の守備を整えるうえで、欠かせない選手」(田中達也/新潟)
「空中戦に強く、安心感がある」(大久保嘉人/東京V)

次ページ「ベスト・オブ・ベストプレーヤー」はG大阪の日本が誇る司令塔

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事