【東京V】キャンプ序盤の磐田戦で課題を抽出 「まずはボールの奪い方」から着手!

2015年01月30日 海江田哲朗

「良い守備から効果的な攻撃につなげたい」と冨樫監督。

対 磐田戦(○1-0/30分×3本)の東京Vのフォーメーション。上から1、2、3本目の順。得点者は、中野(2本目13分)。

 静岡県掛川市のヤマハリゾートつま恋でキャンプを張る東京Vは、3日目の1月28日に磐田とのトレーニングマッチを行なった。30分×3本の試合形式で、1-0の勝利。今季東京Vユースから昇格したルーキーの中野雅臣がゴールを決めた。キャンプ序盤とあって、チームの完成度としては発展途上にあるが、選手たちは意欲満々のプレーを見せた。
 
「今日のゲームは課題を抽出することが目的。その点では大いに収穫がありましたね。まだ個々のベクトルがチームとして結集されていない」と、磐田戦を振り返った冨樫監督。
 
 続けて、「ポゼッションの安定をどう方向づけていくか。まずはボールの奪い方かな。形をしっかり保ち、良い守備から効果的な攻撃につなげたい」と開幕へ向けたチーム作りの展望を語っている。
 
 今後は1月31日に再び練習試合(静岡産業大戦)が組まれており、キャンプは2月8日まで続く。2月以降も1日に藤枝戦、7日にアスルクラロ沼津戦、8日に富山戦とトレーニングマッチを行ない、開幕のC大阪戦までにきっちり仕上げる予定だ。

取材・文:海江田哲朗(フリーライター)

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