【浦和】未来の守護神候補を青田買い! 専修大GK福島春樹の2016年新加入を発表

2015年01月29日 サッカーダイジェスト編集部

関東大学リーグ4連覇・専修大で1年からレギュラーの不動の守護神。

関東大学リーグで2年連続ベストイレブンに選出されている福島。大学ナンバーワンGKの呼び声も高い選手だ。(C) SOCCER DIGEST

 浦和は1月29日、2016年シーズンの新加入選手として、専修大3年のGK福島春樹が内定したことを発表した。
 
 静岡学園高で2011年のインターハイ準優勝の経験を持つ福島は、専修大入学後の1年春からレギュラーとなり、いきなり関東大学1部リーグの2連覇に貢献。13、14年には同リーグベストイレブンを獲得し、昨季までリーグ4連覇を継続中のチームを堅守で支えてきた。
 
 またリオ五輪世代でもある福島は、13年の東アジア競技大会にU-20日本代表のメンバーとして参加し、2試合に出場している。
 
 福島はコーチングと判断力に優れ、シュートストップの技術に長けているうえに、左足の正確なキックで攻撃の起点にもなれるGK。現在の浦和の守護神である西川周作と似たタイプと言えそうだ。浦和は、申し分のない実績と経験を持ち合わせた福島に、いち早くアプローチし、他クラブと競合することなく獲得に漕ぎ着けた。
 
 来季の浦和入りを決断した福島は、クラブを通じて「今まで自分を支えてくれたチームメイト、スタッフ、家族、すべての方々に感謝しています。今年は大学最終年となりますので、日々の努力を大切し、少しでもレベルアップできるように、そしてチームの関東大学リーグ5連覇を目指してがんばります」などとコメントしている。
 
 Jクラブが翌シーズンの加入内定を発表するのは異例だが、今季は柏に加入を決めた流経大3年の湯沢聖人に続き2例目となる。また過去には、10年1月に青森山田高2年だった柴崎岳が鹿島への加入内定を発表した例もある。
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