「中毒だったわけじゃないけど…」“悪童”ベントナー、8億円を失ったギャンブル生活を衝撃告白!

2020年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

アーセナルで期待された元逸材の告白

様々な“逸話”を持つベントナーが新たな話題を提供した。 (C) Getty Images

 デンマークの"悪童"が、その破天荒ぶりを表わすエピソードを告白した。

 仰天エピソードを語ったのは、元デンマーク代表FWのニクラス・ベントナーだ。2005年にアーセナルでプロとしての人生をスタートさせた逸材として期待された大型ストライカーである。

 アーセナルのほかユベントスやヴォルフスブルクなどでプレーしたそのキャリアは、どちらかと言え、ピッチ外で話題を集める機会のほうが多く、"悪童"としてのイメージが定着している。

 昨年12月に名門コペンハーゲンを退団して以来、無所属が続き、事実上の現役引退のような状態となっている32歳は、母国で人気を博す、自身の名前が冠となっているリアリティーショー番組『Bendtner and Philine』の中で、こう語った。

「現役時代に俺はたくさんの金を失った。それは非現実的な金額だ。これまで数々のポーカーをプレーしてきた。19歳の頃からプロのプレーヤーと何度も対戦したのさ。

 どれだけの金を失ったかを計算するのは難しいが、だいたい5000万デンマーククローネ(約8億円)くらいかな。紛れもなくギャンブルさ」
 

 サッカー界でギャンブルにハマる選手は少なくない。あのウェイン・ルーニーも、「知らぬ間にかなりの額を失っていた……」と"依存症"になったことを告白している。

 しかし、ベントナーは、「喜びとトラブルだよ。俺は中毒だったわけじゃない。常に自分をコントロールはできていた」と強気にコメント。だが、失った金額が金額だけに反省をしているようだ。

「だけど、本当にどデカい勝負をしてきたんだ。正直言うと、ある夜には制御不能になって、本当に間違ったことをしたかもしれない。ただ、それほど落ちぶれた感じじゃなかった。真剣に賭けていたんだ。

 俺の生活維持が可能な範囲さ。大金を失ったあの夜からは高いレートのゲームはしていないよ。それからはかなり少ない額でプレーすることを決めた。今は遊びとしてプレーしている」

 これまで数々の問題行動を起こしてきたこの男らしい、破天荒なエピソードだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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