「2年目に仕事を放棄した」と中傷されたテベスの代理人がG・ネビルに反論!「プロ意識を疑う」

2020年05月14日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「プレーを熱望し、いつでも起用可能だった」

マンチェスター・Uではルーニー(左)、C・ロナウドと強力攻撃トリオを形成したテベス(右)。 (C)Getty Images

 古巣マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ガリー・ネビルの発言に、カルロス・テベスの代理人を務めるキア・ジョオラビシアンが噛み付いた。

 2007年から2シーズンにわたってユナイテッドでプレーしたテベスは、プレミアリーグ優勝2回やチャンピオンズ・リーグ制覇などタイトル獲得に貢献。クリスチアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニーと組んだ前線を、脅威に感じたチームは少なくない。

 ネビルもまた、彼らに感嘆していた。英衛星放送『Sky Sports』で、ネビルは「はっきりさせておこう。1年は、テベスとC・ロナウド、ルーニー(のトリオ)は息をのむようだった」と賛辞を寄せている。

 だが、ネビルは「テベスに関して腹立つのは、2シーズン目に彼が仕事を放棄したことだ」と続けた。

「わたしは失望したよ。プロとして、彼は正しく振る舞わなかった」

 しかし、代理人ジョオラビシアンはネビルの発言に「(テベスの態度に問題は)まったくなかった。彼はプレーすることを熱望し、15得点・7アシストと素晴らしい記録を残している。負傷で欠場した3試合を除き、すべての試合で起用可能だった」と反論している。

「プロ意識を疑問視されるべきは、ネビルのほうだと思う。カルロスのキャリアに関して、そしてテベスが(プロ)らしくなかったという理由を述べるために勉強しなかったからね。まったく連絡をしてこなかったし、わたしや別のだれかに何があったかを問い合わせることもなかった」

 また、ジョオラビシアンは、ネビルが「治療ばかり受けはじめ、練習に遅刻するようになり、いろいろと騒ぐようになった。いつも彼の取り巻きの言うことを聞き、そういう人間に導かれた」と述べたことにも、反論している。

「彼がだれの言うことを聞こうが、ユナイテッドが(買い取り)オプションを行使したければ、サインするだけでよかった。彼はそれを分かっていない。そして、メディアは正しい情報を知っておくべきだ。

 彼とルーニー、C・ロナウドは素晴らしいコンビネーションだった。彼らはとてもハッピーだった。だが、ユナイテッドは買い取らなかった。単純なことだ」

 ユナイテッドを去ったテベスは、ライバルのマンチェスター・シティに加入。キャプテンマークも巻き、クラブ悲願のプレミアリーグ優勝に貢献している。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事