トルコ・ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都が５月９日に公式YouTubeチャンネルを更新。長年日本代表で苦楽をともにした本田圭佑との対談動画を公開し、話題を呼んでいる。

　長友は４月16日に自身のYouTubeチャンネルを開設。すでにチャンネル登録者数が５万人に迫る勢いのこのアカウントでは、主に自宅でのトレーニング風景などを投稿。６日には香川真司との対談動画も公開しており、第二弾となる今回も夢の対談が実現した。

　日本代表での共闘や、ともにビッグクラブに所属しセリエAでしのぎを削った1986年生まれの同級生コンビ対談は長友が本田に質問していく形式で進行。長友は最初に、「みんな本田には『強い』というイメージしかないと思うのよ。本田圭佑の『不安』や『怖さ』を感じる瞬間を皆さんはたぶん知らないと思う」と切り出しトークを展開した。

　これまで日本代表で緊張したシーンについて聞かれた本田は、「もしかしたら半年後同じ話をして変わってるかも」としながらも、代表デビュー戦となった2010年南アフリカW杯アジア３次予選のバーレーン戦を挙げ、当時の失敗エピソードを交えて「何もできひんかったのを覚えてるね」と明かした。
 

　またクラブでは、最初のミラノダービーも緊張したと告白。これには長友も共感を示し、「言葉に言い表わせられない」と世界的にも注目度が高い一戦に出場した喜びをともに語っている。

　動画終盤に本田は、たびたびメディアで出場の意欲を見せている東京五輪や2022年カタール・ワールドカップにも触れ、本田節を炸裂させた。

「『本田圭佑は日本代表のレベルではない』って言ってる人は多いけど、俺はカタール（ワールドカップ）に出ようと思っても全然出れる実力はある。日本代表のレベルには余裕でいれるから、勘違いしないようそこだけYouTubeで訂正しておいて毎回、俺の方がまだまだ日本代表で上手いって」

　これには長友も「強気の本田圭佑きましたよ。みなさん本田圭佑、乗ってきましたよ」と返し、本田は「乗ってへんやん！いつも通りやん！」とツッコミ。終始、リラックスしたムードで行なわれた14分弱の対談動画の最後では、この対談の続編も予告している。

　コメント欄には「サッカー番組殺しのチャンネルだ」「この２人はやっぱすげー」「かっこ良すぎる」などの反応が寄せられ、ふたりの貴重な掛け合いの数々にファンも酔いしれたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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