「本当に好きだった」エムバペが忘れられない“衝撃的なゴール”と、憧れのアイドルを告白!

2020年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「衝撃的だったんだ」

憧れのC・ロナウドとCLで直接対決も経験したエムバペ。 (C) Getty Images

 リーグ・アンのパリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペが、衝撃を受けたゴールを明かしている。

 スポーツチャンネル『beIN SPORTS』のインタビューに登場した21歳は、サッカー界で最も印象に残っているゴールとして、クリスチアーノ・ロナウドのゴラッソを挙げた。

 舞台は2018年4月、チャンピオンズ・リーグ準々決勝第1レグでユベントスとレアル・マドリーが対戦し、3-0でマドリーが快勝した試合だ。この試合でC・ロナウドは、地上から238センチの高さに達するジャンプからのオーバーヘッドシュートを叩き込んだ。高さ244センチのクロスバーとほぼ同じ高さから放たれたシュートに、GKジャンルイジ・ブッフォンは一歩も動けず、ボールはゴールネットに突き刺さった。

 このゴールについて、エムバペは「とにかく衝撃的だった。これについてブッフォンと話したこともあるけれど…とにかく忘れられない」と振り返っている。

 さらに、ポルトガル代表FWのことは、プロになる前から憧れのプレーヤーだったことも告白している。

「とにかくC・ロナウドがとても好きだった。尊敬すべき選手はたくさんいるけれど、クリスチアーノとメッシの二人を見ていることは凄く興奮した。それに、今は子どものころにアイドルだったネイマールと遊ぶこともある。すごいことだ」

 そして今や、並み居るスターと直接対決することも増えたフランス代表の若きエースは、試合前のルーティンについても明かしている。

「特別なことはしてない。でも同じことは絶対にしていない。理学療法士にみてもらって、試合前にロッカールームのトンネルでボールをいじったり、ほかの選手と話したり、ジョークを言ったり…。特に特別なことはしなくても、フィールドでウォーミングアップしながら、その場の雰囲気を感じるだけで準備は整っているんだ」

 20代前半ながら風格を漂わせる大器が、憧れのスターと肩を並べる日はそう遠くないのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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