「2年間交渉したけど…」元神戸のビジャがR・マドリー入団に近づいていた過去を告白!なぜ移籍しなかったのか?

2020年04月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

バレンシア在籍時に…

ヴィッセル神戸で引退したビジャが過去の移籍交渉について明かした。写真:田中研治

 ヴィッセル神戸でプレーしていた昨シーズン限りでユニホームを脱いだダビド・ビジャが、過去にレアル・マドリーとの契約に近づいていたことを明かした。

 有名なユーチューバーの「DjMaRiiO」によるインタビューで語った内容を、スペイン紙『Marca』などが伝えている。

 元スペイン代表FWは、レアル・マドリーやプレミアリーグのクラブからオファーがあった過去を告白した。

「それは実現しなかった。僕のキャリアの5~6年の間に、国内の2強(マドリーとバルセロナ)とプレミアリーグのクラブから何度もオファーがあった。バレンシアでプレーしていた時だね。バレンシアとマドリーは2年間も交渉していたんだ」

 では、なぜマドリーに移籍しなかったのか。ビジャはこう説明している。
 
「僕は彼ら(両クラブ)が望んだ時に出て行くと言った。だけど、移籍には両クラブとプレーヤーが合意しなければならない。交渉を行なった2年間で、この状況をもたらすことはなかったんだ」

 こうして、マドリーとのディールが実現しなかった点取り屋は、10年夏にその宿敵のバルセロナへ移籍することになる。もし、白いユニホームに袖を通していたら――。そのキャリアはまったく違っていたものになっていたかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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