12.5%給与カット発表のアーセナル、削減後のサラリーはどうなる? 英紙が週給トップ10を紹介

2020年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

給与カットを拒否したと報じられたエジルだが

アーセナルの最高給選手はこのエジルだ。 (C) Getty Images

 新型コロナウイルスによる影響を受け、アーセナルは現地時間4月20日、ミケル・アルテタ監督とコーチ陣、選手の給与を、条件付きで12.5%カットすることで合意したと発表した。来季以降のチャンピオンズ・リーグに2季連続で出場した場合はカットした全額を返金、ヨーロッパリーグ出場の場合は7.5%が返金されるという。

 しかし、この減給を拒否した選手が3人いるという。そのうちのひとりがクラブ最高給のメスト・エジルだ。

 そんななか、英紙『The Sun』は、12.5%を給与カットした場合のアーセナル選手の週給を試算し、上位10人を発表した。

 1位のエジルは週給35万ポンド(約4550万円)から30万6350ポンド(約3981万円)となる見込み。2位は17万5000ポンド(約2275万円)のピエール=エメリク・オーバメヤン、3位は15万9250ポンド(約2070万円)のアレクサンドル・ラカゼット、そしてグラニト・ジャカ、ダビド・ルイスらが続く。

 同紙は「エジルは十分すぎる金額を受け取っている」と指摘した一方、「彼はカット拒否の報道で不名誉な批判にさらされたが、私腹を肥やしたいわけではなく、ボランティアや寄付など使い道は明らかだ」とも伝えた。

 元ドイツ代表MFが減給を拒否したのは「クラブ側の説明不足が理由」であり、納得できる説明がされれば、受け入れる姿勢のようだ。

 エジルらの同意を得てアーセナルが給与カットを実施した場合、プレミアリーグのクラブとしては初の事例となる。

 アーセナルの週給ベスト10は以下の通り(金額は12.5%カット後)。

1位 メスト・エジル 30万6350ポンド(約3981万円)
2位 ピエール=エメリク・オーバメヤン 17万5000ポンド(約2275万円)
3位 アレクサンドル・ラカゼット 15万9250ポンド(約2070万円)
4位 ニコラ・ペペ 12万2500ポンド(約1592万円)
5位 ダビド・ルイス 10万9964ポンド(約1430万円)
6位 ヘクトル・ベジェリン 9万6250ポンド(約1251万円)
7位 セレド・コラシナツ 8万7500ポンド(約1137万円)
8位 ベルント・レノ 8万7500ポンド(約1137万円)
9位 グラニト・ジャカ 8万7500ポンド(約1137万円)
10位 ソクラティス・パパスタソプーロス 8万500ポンド(約1046万円)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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