米メディアが厳選した世界の「ゼロ円移籍TOP10」。堂々の1位に選出されたのは――

2020年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ユダ」と揶揄されたCBも

レバンドフスキ(左上)をはじめ、TOP10には多士済々のメンバーが居並んだ。 (C) Getty Images

 1995年の「ボスマン判決」によって、契約が満了した選手の移籍の自由が認められて以来、フリートランスファーによって数多くの選手たちが新天地を求めてきた。

 移籍金がかからずクラブにとっても大きなメリットがあるため、フリートランスファーで希望したチームへ渡った選手は枚挙に暇がない。

 米メディア『ESPN』は、そんないわゆる"ゼロ円移籍"で成功した選手を、独自にランク化し、TOP10をチョイスした。

 堂々の1位に輝いたのは、2014年にドルトムントから宿敵のバイエルン・ミュンヘンへ移籍したポーランド代表FWのロベルト・レバンドフスキだ。移籍が正式決定する前年の夏の時点で、バイエルン行きを代理人が明言。そのため、ドルトムントのファンから大いに反感を買ったが、入団後はブンデスリーガで4度の得点王となるなど、公式戦通算275試合で230ゴールを記録し、クラブ史にも残る圧倒的な成績を叩き出している。
 
 2位には、2011年の夏に10年もの蜜月の時を過ごしたミランからユベントスに移籍したピルロ、そして3位にはトッテナム・ホットスパーから宿敵アーセナルへと移籍したソル・キャンベルがランクインした。

 2001年の夏に移籍金を残さずに同じノースロンドンのライバルへ渡り、「ユダ(裏切り者)」と激しく非難を浴びた後者は、2度のプレミアリーグ制覇を経験。アーセン・ヴェンゲルの率いたアーセナルの最終ラインの柱となり、特大のインパクトを残した。

 主なランク外の選手としては、元スウェーデン代表FWのズラタン・イブラヒモビッチがいる。マンチェスター・ユナイテッド、LAギャラクシー、そして今冬のミランと3度のフリートランスファー移籍を経験したが、いずれもキャリアの晩年になったからのものだった。

 以下が『ESPN』が厳選した歴代フリートランスファーのTOP10だ。いずれも移籍金がなかったことを考えるとコスパは抜群だった。

1位:ロベルト・レバンドフスキ|ドルトムント→バイエルン(2014年夏)
2位:アンドレア・ピルロ|ミラン→ユベントス(2011年夏)
3位:ソル・キャンベル|トッテナム→アーセナル(2001年夏)
4位:ルイス・エンリケ|レアル・マドリー→バルセロナ(1996年夏)
5位:ロベルト・バッジョ|インテル→ブレッシャ(2000年夏)
6位:スティーブ・マクマナマン|リバプール→レアル・マドリー(1999年夏)
7位:ルート・フリット|サンプドリア→チェルシー(1995年夏)
8位:ヘンリク・ラーション|セルティック→バルセロナ(2004年夏)
9位:ジェームス・ミルナー|マンチェスター・シティ→リバプール(2015年夏)
10位:エステバン・カンビアッソ|レアル・マドリー→インテル(2004年夏)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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