「バルサに加入当初は悪夢だった…」イニエスタは12歳の苦難をどう乗り越えた?

2020年04月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「家族と離れ離れになったのが…」

バルサ・カンテラ時代のイニエスタ。(C)Getty Images

『楽天』の協力の下、『ワールドサッカーダイジェスト』がビデオ通話でアンドレス・イニエスタの独占インタビューに成功した。

 その中でイニエスタは、バルセロナのカンテラに加入した当初の苦難を告白。4月23日から『Rakuten TV』と『Rakuten Sports』で無料配信されるドキュメンタリー『アンドレス・イニエスタ -誕生の秘密-』の予告編では、「バルサに加入した当初は悪夢だった」と語っていたが、その理由を次のように説明した。

「家族と離れ離れになったのが辛くてね。僕だけがバルセロナに行ってカンテラに入団し、両親と姉妹はフエンテアルビージャ(アルバセーテ県の故郷)に残った。言うなれば、僕は一人ぼっちになってしまったわけだ。まだ12歳だったのにね。僕たちの家族は結束力がすごく強かったから、離れ離れになったのが余計に辛かった」
 
 その試練を乗り越えられたのは、周囲の仲間、そしてフットボールが大きな理由だったという。

「同じように家族と離れ離れの生活を強いられていた仲間と一緒に、お互いを励まし合いながら乗り越えた。それと、やっぱりフットボールが僕を助けてくれた。僕が一番好きなことだし、練習や試合に打ち込むことで、少しずつ寂しさを克服することができたんだ」

 こうして苦難を乗り越えたイニエスタは、バルサ・カンテラでめきめきと腕を磨き、2002年にはトップチーム・デビュー。やがて世界屈指の攻撃的MFへと成長していったのだった。

 2018年からはヴィッセル神戸に活躍の舞台を移し、Jリーグでも眩い輝きを放つイニエスタの独占インタビュー全文は、5月7日発売の『ワールドサッカーダイジェスト』に掲載予定だ。

【動画】「アンドレス・イニエスタ ‐誕生の秘密‐」の予告編はこちら!

インタビュー:下村正幸
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部

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