【ミランの移籍動向】パッツィーニ放出ならオスバルドを獲得?

2015年01月22日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

左SBは改めてシケイラとパスクアルが補強候補。

テコ入れに動いている不振のミラン。前線はパッツィーニ(左)とオスバルド(右)を入れ替える? (C) Getty Images

 年明けから不振に陥っているミランは、1月のメルカート(移籍マーケット)で戦力をテコ入れするために動いている。
 
 マッティア・デ・シリオの故障離脱で補強の緊急性が増している左SBには、ドグラス・サントス(ウディネーゼ)が有力候補に挙がっていたが、現在レンタル中のアトレティコ・ミネイロに300万ユーロ(約4億2000万円)の買い取りオプションが付いていることがわかり、断念せざるを得なくなった模様。
 
 改めて、ギリェルメ・シケイラ(アトレティコ・マドリー)とエマヌエル・パスクアル(フィオレンティーナ)に候補が絞られたという状況だ。
 
 中盤では、今シーズン限りで契約が切れるマイケル・エッシェンが放出の対象になっている。他クラブからオファーがあれば、契約を解消して移籍を容認する方針だ(それによって向こう半年分の給料を節約できる)。
 
 前線では、ジャンパオロ・パッツィーニが移籍した場合には、その穴埋めにインテルで戦力外となっているパブロ・オスバルドの獲得に動く可能性がある。ただし、今のところパッツィーニには具体的なオファーは届いていない。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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