伊東純也、森岡亮太がベルギー・リーグ今季最高の50人に選出!「驚くべき変貌を遂げた」と評されたのは?

2020年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

ともにチームではレギュラーで活躍

現地メディアの編集者に高く評価されている伊東(左)と森岡(右)。 (C) Getty Images、(C) REUTERS/AFLO

 現地時間4月16日、ベルギー・メディア『VOETBAL PRIMEUR』が、「ジュピラープロリーグで今季最高の50人」を発表した。

 このランキングは同メディアの編集者がリーグで活躍したと認める20人の選手を推薦し、作成されたという。日本人選手では、ヘンクの伊東純也、そしてシャルルロワの森岡亮太のふたりの名前が挙がっている。

 14位にランクインした伊東は先日、柏レイソルから、レンタルされていたベルギー1部ヘンクへの完全移籍が発表された。迎えたベルギーでの2年目は、念願のチャンピオンズ・リーグ初出場を果たし、公式戦38試合に出場。6ゴール・9アシストという記録を残している。

「イトウが高く評価された理由は、ハンネス・ヴォルフ監督とのいい出会いも影響している。前任のフェリス・マズ監督はイトウの起用を後方に留めようとした。だが、ヴォルフ監督によって再び前方に配されると、彼は素晴らしいスピードと、ゴールへの嗅覚を取り戻した。ヴォルフ監督就任後にリーグ戦でマークした5つのゴールは、偶然ではない。その実力は誰もが認めている」

 また、森岡は16位にランクイン。今季リーグ戦29試合出場、6ゴール・5アシストという好成績を収め、リーグ3位という躍進に貢献している。

「彼は驚くべき変貌を遂げた。古代ローマ詩人オウィディウスが、2000年後に自身の『変身物語』を捧げるとしたら、間違いなくモリオカに一節を捧げたことだろう。カリム・ベルホシン監督のもと、すばらしい変身ぶり。やや大雑把な昔ながらの10番だった彼のプレースタイルは、モダンで戦術的なプレーヤーに成長した。幸い、彼の優れたゲームの洞察力はキープしたままだ!まさに開花したと言えるだろう!」

 ベルギーでは今季、日本人プレーヤーは2部を含めて11人がプレーした。来季は伊東、森岡を超える活躍を見せる選手が現われるだろうか。

 同リーグは、新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズン1試合を残した状態で中断している。運営側は打ち切りの方針を固めており、24日に開催される総会で最終決定が下される見込みだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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