デル・ピエロやブッフォン、C・ロナウドは何位? 現地番記者が選ぶ「過去20年のユベントス・レジェンドTOP10」

2020年04月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

現在のナンバー10もランクイン!

2000年代以降、ユベントスに貢献した選手をランキング化した。(C)Alberto LINGRIA,Getty Images

 欧州ビッグクラブでいわゆる"レジェンド"と呼ばれるプレーヤーを、「2000年以降のチームの勝利や発展、タイトルの獲得、クオリティーアップにどれだけ大きく貢献したか」という基準で、現地記者に格付けしてもらった。
 
『ラ・スタンパ』紙のアントニオ・バリッラ記者が選出したユベントスのレジェンドTOP10は――。
 
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 貢献度を元に客観的な視点で順位付けすれば、在籍10年で320試合・171得点という際立った数字を残したトレゼゲが1位。クラブ史上で最も多くのゴールを決めた外国人選手だ。
 
 次点はカンナバーロ。アッズーリでドイツW杯優勝に貢献して06年のバロンドールに輝いたCBは、ほぼ無敵の進撃で04―05シーズンからセリエAを連覇したチームのシンボル的な存在だった。このふたつのスクデットが「カルチョポリ」によって剥奪されたことは事実だが、あの時のチームがピッチ上で見せた強さが、それによって色褪せるわけではない。
 
 出場と得点のクラブレコードを更新したデル・ピエロが3位、そして守護神のブッフォンが4位だ。ともにW杯優勝メンバーにもかかわらず、06年のセリエB降格時にもチームに残って再興に大きく寄与。レジェンドとしてクラブの歴史にその名を深く刻んでいる。
 
 この2人に続く現カピターノのキエッリーニが5位。11―12シーズンからのセリエA8連覇に、すべて主役として貢献している。宿敵ミランで一時代を築きながら、ビアンコネーロでも同じくレジスタとして不可欠な存在となったピルロも忘れられない名手。黄金時代のいわば礎となった。
 
 7位のポグバは、移籍金ゼロでやってきた若手としては期待以上の活躍だった。8位のテベスは在籍わずか2年だったが、14―15シーズンに19年ぶりのCL決勝進出の立役者になるなど、エースとして重要な存在だった。
 
 9位は重要なゴールやアシストが多い現ナンバー10のディバラ。C・ロナウドはまだ在籍1年半だが、クラブのブランド力を世界有数にまで押し上げ、大きな商業的成功をもたらしている。トップ10に入る資格があるだろう。
 

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