「キャンディーショップの子どもみたいに…」オランダ代表デリフトがユーベ加入時の興奮を回顧!

2020年04月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

C・ロナウドからの勧誘は「光栄」

昨夏に19歳でユーベに加入したデリフト。(C) Getty Images

 昨季、チャンピオンズ・リーグ(CL)でベスト4と躍進したアヤックスをキャプテンとして牽引したマタイス・デリフト。今季からは、ユベントスでプレーしている。

 イタリア王者ユベントスは、クリスチアーノ・ロナウドやジャンルイジ・ブッフォンをはじめ世界的なビッグスターたちが所属するクラブだ。実際、デリフトも最初は興奮を抑えられなかったという。

 英公共放送『BBC』によると、ポーランドの『YouTube』動画でチームメートのヴォイチェフ・シュチェスニーと対談する中で、デリフトは「初めてドレッシングルームに入った時は、キャンディーショップに来た子どもみたいだった」と振り返った。

「ブッフォンがいる、C・ロナウドがいる…ってね」

 昨シーズン、デリフトはCL準々決勝でアヤックスとユベントスを下した。その際、試合後にC・ロナウドから声を掛けられ、ユーベに勧誘されたエピソードは有名だ。

 ただ、C・ロナウドから誘われたことは「光栄」だとしたうえで、デリフトは「それが理由ではなかった」と、移籍を決断する直接的な決め手ではないと述べた。

「移籍する可能性があったクラブの中から選ぶ時間はたくさんあった。そして、すべてを検討した時に、ユベントスがベストチョイスだったんだ」

 ユベントスにはジョルジョ・キエッリーニという手本がいる。オランダ代表では、リバプールのフィルジル・ファン・ダイクがいる。だが、デリフトは「向上するために彼らから特徴を学ぼうとするものだ」としつつ、最後は自分らしさが大切と強調した。

「でも結局、もっとも大事なのは、彼らのことを見るけれど、自分のプレースタイルは変えないということだと思う。どの選手にもそれぞれのスタイルがあると思うんだ。だから、僕は自分が改善できるところを見ようとしているよ」

 堂々としたパフォーマンスとリーダーシップで高く評価されるデリフトだが、まだ弱冠20歳だ。未来を担うオランダの若武者は、これからどこまで飛躍するだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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