「身体は弱っていた」日韓W杯で活躍した元トルコ代表GK、コロナ感染の恐怖を告白「ずっと集中治療室に…」

2020年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「厳しい治療に耐えなければならなかった」

コロナウイルスに感染したルストゥ氏がその病状について明らかにした。(C) Getty Images

 新型コロナウイルスに感染した元トルコ代表GKのルストゥ・レチュベル氏が、その病状について語った。イタリア・メディア『Tutto Mercato Web』に語った内容を、スペイン紙『Marca』などが伝えている。

 2002年の日韓ワールドカップで母国の3位躍進に貢献し、バルセロナでもプレーした守護神は、3月29日にコロナウイルスの陽性反応が出て緊急入院。以来、「ずっと集中治療室に入っていた」という。

「今ようやく私が自分自身であると再び感じられるようになった。一日一日、身体は回復しているよ」

 現在こそ完治に向かっているとはいえ、一時は深刻な状態だったようだ。

「私の身体は弱っていて、厳しい治療に耐えなければならなかった。いまは回復に向かっている。神に感謝しているよ。これから2週間は自宅で隔離生活を送ることになる」
 
 現在46歳の名手は最後に、欧州で最も事態が深刻化しているイタリアの人々へメッセージを送った。

「イタリアの人々がこの危機を抜け出し、すぐに元気になることを願っている」

 現役時代はダイナミックなセーブで魅了したルストゥ氏。ひとまず命に別条がなく、世界中のファンが胸をなでおろしたことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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