欧州5大リーグの平均採点トップ10は? リバプール勢が圏外、最多3人がランクインしたのは――

2020年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

5位はアタランタのレフティー

いずれも上位に名を連ねた(左から)レバンドフスキ、エムバペ、メッシ、ネイマール。(C) Getty Images

 ヨーロッパの主要リーグを中心に、さまざまなスタッツを公開しているウェブサイト『Whoscored.com』は4月9日、欧州5大リーグにおける今シーズンのレーティング上位5人を発表した。

 これは同サイトが、試合ごとにスタッツを基にして算出しているレーティングの平均値で、新聞などのメディアつける「印象点」による採点よりも高くなる傾向にある。なお、今回のランキングでは、リーグ戦のみが対象となっている。

 これまで、50位から順に一日ごとに5人ずつ発表されてきたのだが、ついにトップ5が明らかになった。

 5位はアタランタのスロベニア代表FWヨシプ・イリチッチで7.95点。高精度の左足キックを武器に、ここまで15得点・5アシストをマークし、セリエAで最多得点を誇るアタランタの攻撃を力強く牽引している。このレーティングには含まれていないが、チャンピオンズ・リーグのバレンシア戦で披露した1試合4発は鮮烈だった。

 4位は8.14点のキリアン・エムバペ。パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWは、ここまで20試合に出場して、18ゴール・5アシスト。33得点を挙げた昨シーズン比べ、ゴールのペースは落ちているものの、1試合当たりのドリブル回数が2.2→2.8回、キーパス(ゴールに繋がったパス)が1.6→2.0本に増えている。

 その21歳の怪物を0.02点だけ上回り、トップ3に食い込んだのが、バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキだ。開幕から11試合連続ゴールと最高のスタートを切った点取り屋は、ここまで23試合で25ゴールをゲット。3年連続5度目の得点王はもちろん、キャリアハイ(30点)の更新も視界に捉えている。
 
 2位はパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールだ。故障離脱が響き、15試合の出場に留まっているものの、13得点・6アシストと19ゴールに直接関与。1試合あたりのドリブル数(6.0回)は5大リーグでトップ、被ファウル数(4.9回)は2位で、8.58点のハイアベレージだった。

 1位はやはりと言うべきか、バルセロナのリオネル・メッシだ。22試合で19ゴール・12アシストと、得点もアシストも二桁に乗せているのは、このアルゼンチン代表FWだけだ。平均のシュート数(4.9本)とドリブル数(5.4回)はいずれも2位。レーティングは8.61点だった。
 

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