レアル・ソシエダが“神童”の後釜に久保建英とバルサ保有MFをピックアップ!現地メディアの見解は――

2020年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ともに技巧派のレフティー

ソシエダが中止していると伝えられた久保(左)とラフィーニャ(右)。(C)Mutsu KAWAMORI,Getty Images

 現在、レアル・マドリーからマジョルカにレンタル中の久保建英は、来シーズンどのチームでプレーするのか。マドリーに復帰するのか、マジョルカでレンタルを継続するのか、他のクラブに貸し出されるのか――。コロナ禍で中断する直前のパフォーマンスが鮮烈だったこともあり、現地でも関心を集めている。

 4月8日には、ドイツに拠点を置くメディア『Onefootball』が、レアル・ソシエダがマルティン・ウーデゴーの後釜として久保を狙っていると改めて報じた。

 かつて"ノルウェーの神童"と持て囃され、16歳でマドリーに青田買いされたウーデゴーは、オランダでの武者修行を経て、ついにその才能が本格開花。現在4位と快進撃を続けるソシエダの攻撃の中心として、圧巻のパフォーマンスを見せている。
 
 記事では、マドリーのジネディーヌ・ジダン監督が、フェデリコ・バルベルデ以外は長年同じメンバーの中盤に新た戦力を迎えたいと考えており、ノルウェー代表MFがレンタルバックされる可能性が高いと指摘。その後釜として、ソシエダは久保とバルセロナからセルタヘレンタル中のブラジル代表MFラフィーニャを狙っている、と伝えている。ともに、ウーデゴーと同じ技巧派レフティーで、後任としてはお誂え向きだ。

 久保のソシエダ行きはこれまでの取り沙汰されてきた。『Onefootball』は、「ウーデゴーのレンタルバックについての話し合いとともに、マドリーと交渉すれば、問題とはならないだろう」と綴っている。

 マドリーが保有する18歳の若きサムライか、バルサで燻り貸し出されている27歳か。動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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