「捏造だ」「もう誰も彼らを信じない」メッシが母国メディアの“フェイクニュース”を痛烈批判!

2020年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロナウジーニョの保釈金については…

インスタグラムを利用して母国メディアを批判したメッシ。(C) Getty Images

 事実とは違う報道の連続に、我慢がならなかったようだ。

 バルセロナのリオネル・メッシが、母国アルゼンチンのメディア『TNT Sports』を痛烈に非難する行動を起こした。現地時間4月9日、スペイン紙『Marca』などが報じている。

 バルサの10番は、同メディアのツイーター画面をキャプチャーし、自身のインスタグラムのストーリー(24時間で消える投稿)に公開。自らのインテル入りを示唆する文言を「でたらめ1」、ロナウジーニョの保釈金を支払ったという記述を「でたらめ2」とし、さらに大きく「#FAKENEWS」という文字を載せた。

 先日、インテルのマッシモ・モラッティ元会長が「メッシの獲得は禁じられた夢でない」と発言したことが話題となったが、アルゼンチン代表FWにはその気がまったくないことを明確にした格好だ。

 また、偽造パスポート所持の容疑で実兄とともにパラグアイの刑務所に拘留され、7日に保釈されたロナウジーニョの保釈金を払ったという事実も全面否定している。
 
 メッシはさらに、「この媒体が掲載した、数週間前の(古巣)ニューウェルズに関する発言も捏造だった」とし、次のような一文で怒りを露わにしている。

「ありがとう。もう誰も彼らを信じない」

 最近は感情を表に出して発言する機会が少なくないとはいえ、特定のメディアについてここまで批判するようなケースはなかった。よほど腹に据えかねたのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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