香川真司と岡崎慎司はラ・リーガ「1部昇格」の切り札となれるか?

2020年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

岡崎は中断前の4試合で4ゴール

久保(左)と乾(右)は残留争いに巻き込まれているチームを救えるのか。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 ラ・リーガのプリメーラ(1部)と同様、セグンダ(2部)も新型コロナウイルスの影響で無期限の延期を強いられている。

 22チームで行なわれるリーグ戦で、自動昇格できるのは上位2チーム。3~6位で行なわれるプレーオフを勝ち抜いた1チームを合わせ、プリメーラへの切符は「3枠」だ。ここまで42節中31節が終了している(1試合のみ未消化)。

 2部でプレーする4人の日本人選手所属チームのうち、昇格争いに絡んでいるのが、香川真司がプレーするサラゴサと岡崎慎司が牽引するウエスカだ。

 現在2位につけるサラゴサ(勝点55)は、年明けからリーグ戦10戦負けなし(6勝4分け)と好調を維持。一時は首位を独走していたカディスが失速したこともあり、1ポイント差にまで迫っている。

 その原動力となっているのが主砲のルイス・スアレスだ。強引な突破から持ち込み、豪快なフィニッシュでネットを揺らす22歳のコロンビア人FWは、ここまで得点ランキング2位の17ゴールを挙げている。

 シーズン序盤はそのエースと好連係を披露していた香川は、コンディション不良もあって徐々にパフォーマンスが低下。ここまで23試合で2得点・1アシストと入団時の期待に応えているとは言い難い。終盤戦はスアレスのマークもきつくなることが予想されるため、この日本代表MFが定位置を奪い返し、どれだけ決定的な仕事ができるかが重要となる。

 サラゴサの得点源がスアレスなら、ウエスカは岡崎だ。ここまで26試合に出場してチームトップの8ゴール。中断前の4試合で4発と絶好調だった。得意のヘディングでのゴールが増えているのは、チームとしてこのベテランFWを活かす形ができあがっている証拠だろう。

 チームは3位のアルメリアと同勝点(50)の4位。岡崎が中断前のパフォーマンスを見せられれば、プレーオフ進出はもちろん自動昇格の可能性も十分にある。

 一時はどん底の最下位に沈んでいた柴崎岳所属のデポルティボは、監督交代を機に持ち直したものの、いまだに2部B(実質3部)降格圏の19位に沈んでいる。21歳の山口瑠伊が第2GKを務める21位のエストレマドゥーラとともに、目標はセグンダ残留だ。

 2部で奮戦するサムライ戦士に加え、1部を戦うマジョルカ久保建英とエイバル乾貴士の活躍、レアル・マドリーとバルセロナという世界最高峰のハイレベルな覇権争いにも注目が集まるラ・リーガ。そのオフィシャルバンキングパートナーを務める「ソニー銀行」では、バルサとマドリーをはじめ10クラブのユニフォームが計90名に当たるキャンペーンを開催中だ。この機会に、お気に入りのチームのユニフォームをゲットしよう。

 


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