ヤヤ・トゥーレ、自ら売り込みもボタフォゴ移籍決裂の理由は妻にあり!? 英紙がブラジル行き白紙の理由を明かす

2020年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

本田に次ぐスターとして注目されるも…

マンチェスター・シティで圧倒的な存在感を放ったヤヤ・トゥーレは、ブラジル行きを熱望しているようだが……。 (C) Getty Images

 元日本代表MFの本田圭佑の獲得で注目を集めたブラジル1部のボタフォゴは、さらなる話題を呼ぶべく、新たなスターを手中に収めようと奔走。元コートジボワール代表MFのヤヤ・トゥーレの獲得を目指した。

 財政難に苛まれながらも、新たなスポンサー獲得と多くの集客で財政難を乗り切ろうとしたボタフォゴ。しかし、彼らとアフリカ・サッカー界の至宝との話し合いは一向に進展が見られていない。

 一部では、今年1月に中国の青島黃海を退団して以来、フリーとなっていたヤヤ・トゥーレは、自らボタフォゴへ売り込んだものの、契約金の要求額が高すぎるがゆえに、話し合いがご破算になったともされている。

 しかし、それ以外にも交渉が進まない理由があるようだと英紙『Mirror』が伝えている。ヤヤ・トゥーレの妻ジネーバさんがブラジル行きに反発したからだという。

 記事によれば、自ら売り込んだヤヤ・トゥーレ本人は、ボタフォゴのディレクターを務めているリカルド・ロテンベルグ氏と契約合意に達していたものの、土壇場になってジネーバさんが「ブラジルでの生活は想像できない」と訴えたことがキッカケとなって、交渉が流れたというのだ。

 その後、ブラジルでの現役続行を熱望していたヤヤ・トゥーレは、愛妻をなんとか説得。契約が流れた翌日にボタフォゴへ再度話し合いを持ちかけたが、その時にはクラブのプランから外れてしまっていたようだ。

 現地時間4月8日に行なわれたFIFAのインスタグラムのライブ配信では、「僕はブラジルでプレーするのが夢なんだ。今でもそれは変わらない」と語ったヤヤ・トゥーレ。そんなアフリカ・サッカー界の異才の夢は叶うのか? 新型コロナウイルスの影響によって、リーグが中断を余儀なくされ、財政状況がひっ迫しつつあるクラブの現状を思えば、成就する可能性は小さいように思えるが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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