堂安律ら日本人6人がプレーするエールディビジ、6月19日からシーズン再開か? 地元メディアが一斉報道

2020年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

8月いっぱいで日程消化を目指す

シーズンを継続する方針を固めたオランダ・サッカー協会。この堂安らがピッチで躍動する姿が見られるのか。(C)Getty Images

 新型コロナウイルスの影響で、欧州の主要リーグは中断している。お隣のベルギー・リーグがシーズン中止の方針を発表した一方、オランダ1部のエールディビジは、再開の方針を固めたようだ。現地紙『Telegraaf』など複数のメディアが一斉に報道じている。
 
 報道によれば、具体的な日程も決まっているようだ。

「オランダ・サッカー連盟(KNVB)は、6月19日にオランダ1部、2部リーグの再開、8月いっぱいの閉幕を目指し、近く各クラブの代表、スポンサー、および放映権を持つ『Fox Sports』とビデオ会談を行なう。オランダでは6月以降も集客を伴う大規模なイベントは開催できない見込みのため、無観客で行なわれるだろう」

 この方針について、先週の記者会見で、オランダのマーク・ルッテ首相は「あらゆる決断は4月下旬に行なう。そのため、エールディビジがリーグを再開するのか、5月にトレーニングを再開できると決断するのは、KNVBとその法律顧問や保険省の意見次第だと思う」と容認しているという。
 

 だが、リーグ再開についてはエールディビジのクラブでは意見が二分しており、アヤックスのマーク・オーバーマーズTDは「今季のエールディビジは死んだ」とコメントし、シーズンの打ち切りを求めているという。

 一方で、KNVBのエリック・フーデ会長は「安全性が保証されればアヤックスもプレーができると聞いている」とコメントするなど、情報が錯綜している感がある。

 エールディビジでは現在、堂安律(PSV)、板倉滉(フローニンヘン)、中山雄太、ファン・ウェルメスケルケン・際(ともにズウォーレ)、中村敬斗(トゥベンテ)、菅原由勢(AZ)、の6人がプレーしている。はたして、約2か月半後のリーグ再開は叶うのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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