「ダイヤモンドのように価値がある」16歳“ピピ”中井卓大が「マドリーの有望な若手20人」に選出!スペイン全国紙が特集

2020年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年4月には日本に凱旋

マドリーの下部組織で研鑽を積む中井。ここまでは順調に成長を遂げている。写真:滝川敏之

 4月2日、スペイン紙『Marca』は、レアル・マドリーのカンテラ(下部組織)に所属する「有望な若手20人」を紹介。16歳のMF"ピピ"こと中井卓大がピックアップされた。

 2014年にマドリーに入団した中井は、順調に昇格を果たし、現在はフベニールC(主に2003年生まれで構成)でプレーしている。

 カデーテA(U-16)に所属していた昨年4月には、神奈川県で開催された「U16 キリンレモンCUP2019」に出場。決勝でFC東京に敗れたものの、スペインの超名門で磨きあげた洗練されたテクニックを随所に披露し、観衆を沸かした。

『Marca』紙は、この日本の至宝を、次のように紹介している。
 
「ロベルト・ロドリゲス監督によって磨かれている真珠。左足はダイヤモンドのように価値があり、母国の日本でも非常に注目されている。中盤で優れたクオリティーとゲームビジョンを利してチームに貢献している。加入6年目を迎え、成長し続けている」

 同じフベニールCからは、中井のほかに2人が紹介されている。とんでもないポテンシャルを秘めた原石が集まっている世界トップクラスの育成組織で、同じチームから選ばれた3人の有望株の中に入ったという事実だけでも、"ピピ"の将来性が窺える。

 カンテラからマドリーのトップチーム昇格という壮大な夢に向かって、このままステップアップを続けていってほしい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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