「恐怖の事件」「椅子に縛りつけられて…」元イングランド代表DFが自宅で覆面強盗団に襲われる!

2020年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

裏口から侵入、大量の宝石類を奪って逃走

昨年夏に現役を退いたA・コール氏。順調なセカンドキャリアを歩んでいた矢先、不運に見舞われた(左は恋人のシャロンさん)。(C)Getty Images

 イングランドから衝撃のニュースが飛び込んできた。元イングランド代表DFのアシュリー・コール氏が自宅で強盗団に襲われたというのだ。英紙『The Sun』がスクープ記事として報じている。

 事件が起こったのは1月21日、ロンドン近郊の町サリーにあるコール氏の豪邸だ。夜9時45分にリビングでくつろいでいたところ、裏口から目出し帽と迷彩服を着た複数の強盗団が侵入した。氏は凶器で脅されると、椅子に縛りつけられ、その間に犯人たちは部屋の中を荒々しく物色。大量の宝石類を奪って逃走した。被害額は分かっていない。

 不幸中の幸いで、コール氏に怪我はなかったようだ。恋人のシャロン・カヌーさんやふたりの子どもが在宅だったかどうかも判然としていない。

 同紙が現地火曜日、関係者を直撃して事件が明るみとなった。その人物は「アシュリーにとっては本当に恐怖の体験だっただろう。ギャングたちは用意周到に手際よく作業を済ませた。つまりはプロフェッショナルだったのだ」と明かし、「完全に狙い撃ちされていた。不運としか言いようがない」と続けた。

 コール氏はチェルシー、アーセナルなどで活躍し、イングランド代表としても107試合に出場した左SBのレジェンド。2002年日韓大会を含め、ワールドカップには3度出場した。2019年8月に現役引退を表明し、39歳の現在はチェルシーのアカデミーで指導に当たりながら、テレビ解説者を務めている。

 
 警察当局は周辺住民や目撃情報を精力的に拾っているが、いまだ強盗団の特定および逮捕には至っていない。襲撃に遭ったコール氏の自宅はひっそり静まり返っており、事件後はほとんどひとの出入りがないという。

 一歩間違えば命を落としていたかもしれない凶悪事件。現時点でコール氏からの正式な声明は出されていない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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