「バイエルンに居た方がいい」元ブラジル代表カフー、コウチーニョの“残留”を強力プッシュ! バルサは減額も検討?

2020年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

バイエルンへのレンタルは20年6月末まで

コウチーニョ(右)の能力を高く評価している元ブラジル代表カフー(左)が口を開いた。 (C) Getty Images

 ブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは2018年1月にリバプールからバルセロナに移籍。しかし定位置を掴むことができず、19年8月からブンデスリーガのバイエルンへ期限付きで移籍している。

 この期限は2020年6月末までとなっており、バイエルンが1億2000万ユーロ(約150億円)とされる買取オプションを行使するのか注目されている。

 独紙『Bild』によれば、バルセロナはコウチーニョの売却に前向きで、「買取金の大幅な減額を視野に入れている」というが、バイエルンがオプション行使を見送るのではという見方も根強く残っている。

 だが、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断し、移籍の話が進展するのはまだ先のことになりそうだ。コウチーニョは自宅待機中で、同紙は「彼はまずシーズンを終えることを第一に考えている。その後の彼自身のキャリアは、まだ不確定な状態であり、オープンだ」としている。
 

 そんなコウチーニョに対して、元ブラジル代表のレジェンドDFカフーは「バイエルンでのキャリアを続けることを薦めたい」と助言した。

「フィルはセンセーショナルな選手で、非常に才能があり、知的で、対戦相手にとっては危険な存在だ。ただ、私は何度も言っているが、使いどころを間違えてはいけない。彼は正しいポジションに配置されたときに、違いを生むことができる。

 彼のスキルに対する疑いの目は、ときどき間違ったポジションでプレーするから生じているのだろう。フィルは間違いなく中央でプレーすべきで、チームにとっては最も重要なことだと思う。そして、バイエルンではきっと可能になる」

 とはいえ、本人はプレミア復帰を希望しているという報道や、複数のクラブが獲得に関心を示しているという報道もある。

 果たしてコウチーニョ、そしてバイエルンは、どのような選択をするのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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