「2か月間も『何もやってない』って…」CL初退場で涙したC・ロナウドの“裏話”を同僚守護神が激白!

2020年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

退場に納得せず、チームのルールを…

バレンシア戦で退場を命じられ、悔し涙を流したC・ロナウドは、負けず嫌いがゆえに、しばらくチームのルールを守らなかったという。 (C) Getty Images

 2018-19シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)、バレンシアとの開幕戦で、ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドは同大会で自身初となる一発退場を命じられた。

 当時の裏話をチームメートのヴォイチェフ・シュチェスニーが、披露している。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、シュチェスニーは母国ポーランドの『Foot Truck』のYouTubeチャンネルで、「アッレーグリ時代のチームには、"ルール"があったんだ。退場した場合はチームメートに報いるというルールがね」と話し、こう続けている。

「だから、僕たちはみんなiMacを持っている。バレンシア戦で退場したC・ロナウドがくれたんだ。でも、2か月待たなければいけなかった。なぜなら、彼がずっと自分は何もやっていないと言い続けていたからね」
 

 バレンシア戦でC・ロナウドが退場を命じられたのは、ペナルティーエリア内で倒れたジェイソン・ムリージョに立ち上がるように言った際、手で相手の頭に触れたからだ。フェリックス・ブリッヒ主審は副審に確認したうえで、レッドカードを提示した。

 だが、納得がいかないC・ロナウドはピッチに倒れこみ、何度も「何もしていない」と主張。ピッチを去る時には涙まで見せたほどで、その後も判定の是非を巡る議論はしばらく続いた。

 もちろん、判定は絶対であり、覆るはずもなく、だからこそC・ロナウドもルールに従ってiMacでチームに"弁済"した。だが、それを受け入れるまでに2カ月を要したのは、彼の負けず嫌いを表すエピソードと言えるかもしれない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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