【ヨルダン戦前日会見】アギーレ監督「勝ちに行く。引き分けは狙わない」

2015年01月19日 サッカーダイジェスト編集部

アギーレ監督「スペクタクルな試合を見せたい」

引き分けでもグループリーグ突破が決まるなか、アギーレ監督は「ヨルダンに敬意を払いながら、勝利を目指して戦う」と力強く語った。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

――本日の練習前のミーティングが(通常よりも長い)8分ほどだったようですが。
アギーレ監督 
「私はストップウォッチを使ってミーティングを行なっているわけではありませんので、そのときの感触で8分の時もあれば38分の時もあり、あるいは1分の時もあります」
 
――明日の試合に出場すれば、長谷部選手はキャプテンとしての日本最多出場記録を更新します。アギーレ監督は長谷部選手をキャプテンに指名し、良かったと思った瞬間はありますか? また、川島選手には長谷部選手のキャプテンの魅力、直してほしいポイントがあれば教えてください。
アギーレ監督 
「長谷部選手は生まれながらのリーダーで、声でその経験を伝え、チームを落ち着かせることができます。
 
(川島)永嗣と本田(圭佑)とともに3人でチームのキャプテンですが、よくみんなを引っ張ってくれていると思います。
 
 昨日は彼の誕生日で、非常にたくさんのことがあった1日でしたが、明日も勝利を収め、良い日にしてもらいたいです」
 
川島 
「マコ(長谷部)はチームメイトにとっても偉大なキャプテンだと思いますし、2010年の時からキャプテンになり、彼自身もすごく成長していると感じます。
 
 ピッチの上でも、ピッチ外でもチームの状況を一番理解しています。チームになにが必要なのかを理解している点が彼の魅力だと思います。
 
 もう少しこうして欲しいという点で言えば、昨日誕生日だったので、プレゼントを買いに行こうと散歩に出たんですが、一緒に付いて来て買うのを邪魔してきた。そこはもうちょっと空気を読んでほしいなと思いましたね(笑)」
 
――明日は勝たずとも、引き分けでグループ突破が決定します。
アギーレ監督 
「我々は勝ちにいきます。引き分けは狙いません。足し算や引き算などそういった余分な計算はしないで、1試合ずつ取り組み、明日もヨルダンに敬意を払いながら、勝利を目指して戦います」
 
――日本とメキシコの違いを教えてください。
アギーレ監督 
「サッカーは世界のどこに行っても同じものです。ルールも同じです。
 
 ですので、そんなに違いはありません。アジアカップに参加し、ゴールドカップを思い出します。運営、試合、そういった部分がしっかりなされていると思います。
 
 また、この大会を通じて、アジアの他のチームを見ることができる点も良いことです。日本で仕事ができて非常に満足していますし、まだ短い時間ですが、しっかり目的に向かって正しい道を進んでいると思います」

次ページ川島「自分たちがレベルアップするにはまだ時間がかかる」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事