元日本代表FWハーフナー・マイクが甲府へ9年ぶりに復帰!「すべての山梨県民の力をお借りして…」

2020年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨シーズンはタイリーグに挑戦

9年ぶりに甲府へ復帰したハーフナー。写真:徳原隆元

 J2のヴァンフォーレ甲府は3月26日に、元日本代表FWハーフナー・マイクの加入を発表した。なお、背番号は44に決まった。

 ハーフナーは横浜のアカデミー出身で、2006年にトップチームに昇格。しかし、なかなか出場機会に恵まれず、2008年に福岡へ期限付きで移籍すると、才能が開花。長身を活かした空中戦の強さを武器に、26試合・7得点を記録するなど、攻撃を牽引した。その後は鳥栖へのレンタルを経て、2010年からは甲府へ完全移籍。J2得点王に輝く活躍でチームをJ1昇格に導き、翌年も17得点を挙げてJリーグベストイレブンを手にした。

 2012年からは、欧州リーグでのプレーを経験。フィテッセ(オランダ)、コルドバ(スペイン)、HJKヘルシンキ(フィンランド)、ADO(オランダ)と3か国の4クラブを渡り歩き、ADOでは15-16シーズンにリーグ戦16得点を挙げる活躍を見せた。2017年に神戸に加入し、Jリーグへ復帰。昨シーズンは期限付き移籍したタイのバンコク・ユナイテッドで7試合に出場し、3ゴールを挙げている。
 
 今年1月に、神戸との契約満了が発表されていたハーフナーは、9年ぶりの復帰となる甲府を新天地に選んだ。クラブの公式サイトでファンにサポートを呼びかけ、今シーズンへの意気込みを語っている。

「みなさん、お久しぶりです。ハーフナー・マイクです。ファン、サポーター、スポンサー企業の皆様、そしてすべての山梨県民の力をお借りして、J1昇格に向けて頑張ります。

 現在世界的にも、新型コロナウイルスの影響で、大変な思いをされている方がたくさんいますが、日本の良さである団結力を発揮し、万全の予防策で乗り越えていきましょう。応援よろしくお願いします」

 日本代表としても、国際Aマッチで18試合に出場し、4得点を記録しているハーフナー。甲府は、経験豊富な長身ストライカーを前線に加え、3年ぶりのJ1昇格を目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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