【讃岐】J2・2年目は「20位以上・勝点50」で進化を図る!

2015年01月18日 サッカーダイジェスト編集部

新戦力7人を加えてチームが始動。

2015年の新加入選手たち(右からDF高橋、MFソン・チャンジュ、FW木島、MF森川、北野監督、MF仲間、MF永田、GK清水)。

 J参入元年はJ2・21位。J2・J3入れ替え戦ではJ3・2位のAC長野パルセイロを下し、J2残留を果たした讃岐の新加入選手記者会見が、1月18日、香川県高松市にある「オークラホテル高松」で開催された。
 
 今季の新加入選手は7名。「昨年より高い位置でボールを奪ってサイドからドリブルで仕掛け、ストライカーが動かなくても中央で決められるようにする」(北野監督)というコンセプトを体現すべく、ボランチには展開力に優れる永田(群馬から完全移籍)、サイドと前線には22歳の仲間(熊本から期限付き移籍)、31歳の木島(町田から完全移籍)の新旧ドリブラーふたりを補強した。
 
 また、最終ラインにはビルドアップ力向上を図るため21歳のCB高橋(京都から期限付き移籍)、GKにはJ1とJ2で292試合の出場経験を持つ清水(山形から完全移籍)も加入。昨季の課題克服にも余念がない。
 
 さらにFW、MF、SBと複数のポジションをこなせる森川(立命館大)と、「左利きで本田圭佑(日本代表)のようなプレースタイルができる」(中島強化担当)というハン・チャンジュ(韓国・漢陽工業高)のルーキーふたりが加わり、昨年J2で2番目の高齢だった選手の平均年齢も大幅に若返りそうだ。
 
 なお、昨年途中にG大阪から期限付き移籍し、J2残留の原動力になったエブソンは「完全移籍か、期限付き移籍かの契約形態をはっきりさせてから正式発表するが、すでに讃岐との仮契約は終わっている。1月26日ごろに来日予定」(小川チーム統括本部長)。今季は選手30人体制でスタートする見通しだ。
 
 これに昨年まで5年間、徳島でアスレチックトレーナーを務めた村越氏ら2名の新トレーナーも加え、讃岐は「20位以上で自動残留、勝点50目安」のチーム目標を達成すべく、1月19日から始動。2月の熊本1次キャンプ、鹿児島2次キャンプを経て、進化のJ2・2年目へ挑む。
 
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取材・文・写真:寺下友徳(フリーライター)
 
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