札幌FW鈴木武蔵、鹿島相手に2ゴールも「もっとゴール前での質を上げないと…」と反省の弁

2020年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半に2得点もチャンスを逃すシーンも…

2得点を挙げた鈴木だが、反省の声も聞かれた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表FWが2ゴールで勝利に貢献も、フィニッシュの精度を課題に挙げた。

 トレーニングマッチの鹿島アントラーズ対北海道コンサドーレ札幌が3月21日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、アウェーに乗り込んだ札幌が1、2本目で4対2の逆転勝利を収めた。トレーニングマッチは45分×4本で行なわれている。

 試合はスコアレスで迎えた後半、立ち上がりにファン・アラーノのゴールで鹿島が先制。しかし63分に、鈴木武蔵が白井康介からのクロスを頭でねじ込み同点に。直後に追いつかれるものの、78分に鈴木が直接FKを相手に当てながらもねじ込み、再度同点とする。その後、途中出場のジェイが2ゴールを挙げて、札幌が鹿島を突き放した。

 試合後、フラッシュインタビューに応えた鈴木は、「全体的に立ち上がりからプレッシャーをしっかり、90分を通して球際のところもできていた。2-1にされてからも、そこからワンテンポ上げて試合を展開できたのはよかった」と振り返った。

 しかし自身の2ゴールを問われると、「攻撃の形は良かった場面もあった」としながらも、「そこで僕が決め切れない場面もあった。もっともっとゴール前の質を上げていかないといけない」と、前半から幾度かあったチャンスを逃した場面に、反省の言葉を残した。

 さらに、新型コロナウイルスの影響で遅れているリーグ再開に向けては「僕たちも本当にモヤモヤする気持ちもあるが、再開まで我慢して、再開した際にはコンサドーレ札幌らしいサッカーで勝利できればいいと思います」と意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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