36歳となったF・トーレスが“元同僚”から豪華なベスト11を選出! J経験者3人がメンバー入り

2020年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最強のコンビ」と評したのは?

昨年8月に現役を引退したF・トーレス。現在もスペインで生活しながらサガン鳥栖のアドバイザーを務めている。(C)SOCCER DIGEST

 昨年8月にサガン鳥栖で現役を引退したフェルナンド・トーレスが、36歳の誕生日を迎えた3月20日、クラブやスペイン代表でともにプレーした元チームメイトの中から、ベスト11を選出した。英紙『Mirror』が紹介している。

 記事によると、システムは3-4-3で、GKにはアトレティコ・マドリーのヤン・オブラクをチョイス。4年連続でサモーラ賞(ラ・リーガで失点率が最も少ないGKに贈られる)に輝いている、世界一ニを争う守護神だ。

 DFは、スペイン代表の同僚だったカルレス・プジョール、チェルシーでともにプレーしたジョン・テリー、そしてオブラクとともにアトレティコの堅牢を築いたディエゴ・ゴディン(現インテル)。いずれもキャプテンシーのあるファイターで、やはりチームでの存在感が大きかったのだろう。

 F・トーレスは「いずれもとても屈強なディフェンダーで、3人揃えば、どんな時でも守り切れるだろう」と称えている。
 
 中盤はリバプールで同じ釜の飯を食ったハビエル・マスチェラーノ(現エストゥディアンテス)とシャビ・アロンソ、後者とともにスペイン代表のパスサッカーを支えたシャビとアンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)をセレクト。チェルシー時代の戦友フランク・ランパードらが選外になるほどの豪華メンバーだ。マスチェラーノとシャビ・アロンソについては、「最強のコンビ」と評している。
 
 リバプールで"縦のホットライン"を築き上げたスティーブン・ジェラードは、3トップの一角でセレクト。ラ・ロハ(スペイン代表)の前線でコンビを組み、同じく昨季に日本(ヴィッセル)でユニホームを脱いだダビド・ビジャと、F・トーレス自身を加えている。

 11人中スペイン代表戦士が本人を含めて6人。やはり、EURO2008、2010年ワールドカップ、EURO2012とメジャートーナント3連覇を成し遂げた黄金メンバーへの思い入れが強かったようだ。また、F・トーレス自身にビジャ、イニエスタとJリーグ経験者は3人となった。

 この豪華なメンバーを見ただけでも、F・トーレスの辿ってきた輝かしいキャリアと功績が分かるというものだろう。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部
 

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