「やばかったなぁ…」隔離生活を綴った吉田麻也の投稿に地元メディアが反応!「わずか2か月で見事に馴染んだ」

2020年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームメイトが続々と感染

3月8日に待望のセリエAデビュー戦を飾った吉田。 (C) Getty Images

 新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、ヨーロッパの多くの国で人々は外出を控えている。プロサッカー選手も例外ではない。

 検査で陽性反応が見つかったチームメイトがいるサンプドリアの吉田麻也も同じだ。サンプドリアはマノーロ・ガッビアディーニを皮切りに、複数選手が陽性と判明。チームの面々は自己隔離中だ。

 死者数が中国を上回ったイタリアでは、著名人が「自分は家にとどまる」「団結、でも距離を空けて」など、様々なキャンペーン文句で外出を控えるように呼び掛けている。読書、料理、ゲーム……。各々が工夫しながら自宅で過ごす日々を乗り越えようとしているところだ。

 ただ、長期間にわたり、大半の時間を室内で過ごすのは、決して容易なことではない。そんななかで、吉田はサンプドリアの本拠地ジェノバの気候に救われているようだ。
 
 サンプドリア専門サイト『SampNews24』によると、吉田はインスタグラムのストーリー(24時間で消える投稿)で、テラスからの様子を公開。美しい海、19℃という温暖な気候に、「この天気がなかったら やばかったなぁ 隔離生活」との一文を添えている。

『SampNews24』はこの投稿を「ヨシダはジェノバに恋」との見出しで紹介。

「ジェノアに来てわずか2か月にもかかわらず、マヤ・ヨシダはすでに我々の地域に見事に馴染んでいるようだ。方言の知識を披露したのに続き、日本人CBはリグーリアの土地とその気候への愛情をSNSで表現した」

「方言」とは、8日にセリエAデビューを果たした吉田が、試合後のクラブ公式チャンネルのインタビューで発した「チャニン・チャニン」のことだ。「ゆっくり、ゆっくり」を意味するジェノバ地方の方言を駆使した吉田に、クラブ公式サイトのイタリア語版は「完璧なジェノア弁」と賛辞を寄せた。

 長年過ごしたイングランドを離れ、新たな挑戦を選んだ吉田は、イタリアの環境に馴染んでいるようだ。それだけに、ウイルスの影響でシーズンが中断したのは残念で仕方がない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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