「どんなタイトルよりも価値がある」C・ロナウドに称賛の嵐!所有するホテルを“病院化”し、医師への給与も自腹で支払いへ

2020年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームメイトに陽性反応

現在は故郷マデイラ島で自主隔離生活を送っているC・ロナウド。居ても立っても居られなかったのだろう。(C)Getty Images

 世界各国が新型コロナウイルスの脅威と戦うなか、サッカー界のスーパースターの振る舞いが称賛を集めている。

 ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドは現在、故郷であるポルトガルのマデイラ島にいる。3月11日に同僚のDFダニエレ・ルガーニがウイルス検査で陽性となったため、脳卒中で倒れた母親の見舞いで帰省していたポルトガル代表FWは、そのまま当地に残ることにしたのだ。

 そのC・ロナウドは先日、インスタグラムを通じて世界にメッセージを発した。「今日はサッカー選手としてではなく、ひとりの父親、ひとりの息子として、全世界に影響している直近の出来事を心配するひとりの人間として話す」として、次のように綴っている。

「この現状にどう臨むべきか、世界保健機構(WHO)や当局の提言に僕たち全員が従うことが重要だ。人の命を守ることは、ほかのどんな利益よりも優先されなければならない。大切な人を亡くされたすべての方々への想い、同僚のルガーニのようにウイルスと闘っている人たちへの連帯とサポート、他人を助けるために自らの命を危険にさらしている素晴らしい医療従事者への感謝を伝えたい」
 
 そして早速、その想いを行動で表わすことになった。スペイン紙『AS』によると、「パンデミック」と戦うため、CR7はポルトガル国内で自身が保有するホテルを病院として使えるよう、無償で提供することを決断。そこで医療に充実する医師やスタッフの給料も自腹で支払うことにしたという。

 この思い切った行動には、次のような称賛の声が寄せられている。

「どんなタイトルよりも価値がある」
「素晴らしい振る舞いだ」
「他の億万長者も続いてほしい」
「奴のことは好きじゃなかったけど考え方が変わった」
「そんなことをする人は誰もいなかった」

 いち早く医療へのサポートを打ち出したC・ロナウド。その行動力にはただただ感服するばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

次ページ【画像】C・ロナウドが故郷マデイラに購入した“超豪邸”をチェック!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事