マンU退団濃厚から一転、ポグバが残留に傾く? 心変わりの要因は同僚MFの存在か

2020年03月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ユーベ復帰やスペイン行きが取り沙汰されているが…

仮病説すら流れているポグバ。再びユナイテッドのサポーターから受け入れられるのか。 (C) Getty Images

 シーズンを通じて去就が騒がれ、夏の移籍が有力との声もあった。だが一転、ポール・ポグバはマンチェスター・ユナイテッド残留を望んでいるとの報道も浮上している。

 コンディション不良で今シーズンの大半を棒に振っているポグバは、ユナイテッドと2021年までの契約を結んでいる。延長オプションを含めれば残り2年の契約だ。

 ミーノ・ライオラ代理人は以前からポグバが移籍する可能性をほのめかしてきた。古巣ユベントスへの復帰や、レアル・マドリーとバルセロナのスペイン2強からの関心を巡る噂は後を絶たない。
 
 だが、英紙『Daily Mail』は3月10日、ポグバがまだユナイテッドで成功するリーダー的役割を担えると信じており、自分の価値を証明すべく、クラブに残る用意があると報じた。

 クラブの冬の補強も一因のようだ。記事によれば、ポグバは1月に加入したブルーノ・フェルナンデスのインパクトに好印象を抱いており、一緒に中盤で強力なコンビを組めると考えているという。

 ワールドカップを制したポグバがモチベーションを感じて残るとなれば、放出路線と言われていたユナイテッドも契約延長に動くかもしれない。『Daily Mail』紙は、その場合のサラリーが、週給30万ポンド(約4200万円)から40万ポンド(約5600万円)になると伝えた。

 もちろん、今季のユナイテッドがどのようにシーズンを終えるかは影響するだろう。とりわけチャンピオンズ・リーグ出場権を得られれば、ポグバの去就にも大きく響く。プレミアリーグで5位のユナイテッドは、4位チェルシーを勝点3差で追っている。

 ユナイテッドはどうフィニッシュし、ポグバはどう決断するのか。今後に注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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