「かけがえのない存在だ」岡崎慎司の直近公式戦5戦4発目となる豪快ヘッド弾を地元紙&ファンが絶賛

2020年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

万雷の拍手を受ける大活躍!

またもダイビングヘッドで豪快な一撃を決めた岡崎に賛辞が相次いでいる。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 またしてもサムライ戦士から豪快弾が飛び出した。

 現地時間3月7日、ラ・リーガ2部の第31節が行なわれ、ウエスカはホームでフエンラブラダと対戦して2-0で勝利した。

 この試合で、ウエスカに貴重な追加点をもたらしたのが、岡崎慎司だ。4‐1‐4-1の1トップで先発起用されたベテランFWは、序盤から積極的なプレーで攻撃陣を牽引すると、1点をリードした19分に見せ場を作り出す。

 ダニ・ラバが蹴った左からのCKがニアサイドで相手DFに当たってファーサイドに流れると、このルーズボールを得意のダイビングヘッドでねじ込んだのだ。

 2点をもぎ取った前節のエストレマドゥーラ戦に続く豪快なヘディングショットを決めた岡崎。このシーズン8点目となるゴラッソは直近の公式戦5試合で4得点目、それも全て頭で決めているところが、なんとも彼らしい。
 
 得点シーン以外にも前線からのフォアチェックやポストプレーなど献身的に働き、85分に交代してベンチに下がる際には万雷の拍手を受けた岡崎。その出色のパフォーマンスに、現地スペイン紙は賛辞を贈っている。

 地元紙『El Periodicode Aragon』が「オカザキの怒りと遊び心に満ちた一撃だ。フエンラブラダの面々ですらも感動している」と綴れば、同じく『AS』紙も「この日本人FWの今シーズン最大のゴラッソだ。コーナーキックからエリアで自由となってダイビングヘッドでフィニッシュした」と絶賛した。

 もちろん、ウエスカのサポーターも大興奮だ。岡崎の2戦連続弾に、クラブの公式SNSには、「オカがまた頭だ!」、「岡崎の笑顔が狂気に思えてきた」、「日本人がまたやった。彼はミチェル監督にとってかけがえのない貴重な存在だ」といった称賛の声が集まった。

 この勝利でウエスカは暫定ながら3位に浮上し、自動昇格圏内の2位サラゴサに2ポイント差に迫った。次節の対戦相手は、岡崎にとっては"古巣"でもあるマラガ。絶好調のサムライ戦士のパフォーマンスから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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