不退転の覚悟で終盤戦へ! 南野拓実がリバプールでの現状に“本音”を語る「待つのが嫌いなんで…」

2020年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もっとゴールとアシストがしたい」

リバプールでチャンスが限定されている現状を南野自身が語った。 (C) Getty Images

 今年1月1日に"世界一のクラブ"へ入団して以来、戦いの日々を送っているサムライ戦士が本音を漏らした。日本代表FWの南野拓実である。

 オーストリアの絶対王者レッドブル・ザルツブルクでの活躍が目に留まり、今冬の移籍マーケットでリバプールに電撃加入した南野。しかし、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3トップをはじめ、実力派が居並ぶ攻撃陣の中で、出場機会は限られ、公式戦は6試合の出場にとどまり、ゴールもアシストもない。

 そんな現状を本人はどう捉えているのか? リバプール公式サイトのインタビューで、「この3か月で満足している部分もあります」と前置きしたうえで次のように言い切っている。

「でも、個人的にはもっとゴールとアシストでチームに貢献したいんです。あとどれだけ学ばなければならないのかは本当に分からないですけど、非常にハングリーな気持ちは持ってます。

 日が経つにつれてクロップの哲学を理解して、良くなってきているとも感じています。ただ、結果を示さなければなりません。チームメイトやサポーターからの信頼を得るためにはこれが重要なんです。どうしたって成し遂げなければいけないことだと思います」
 
 目に見える結果の重要性を口にした25歳の日本代表FWは、さらに出場機会が限定されていることを「言い訳にしたくない」と持論を続けた。

「リバプールに来てから3か月経ちましたけど、現状はあまり出番を得られていない。出場時間も限られてはいます。でも、自分はそれを言い訳にはしたくないです。チームメイトにアピールし、得意なことを分かってもらわないといけない。

 そのために、まずは自分もチームのことを理解しなければいけないと思ってます。でも、待つのは嫌いなんで、今すぐにでもインパクトを残したい。だから僕は毎日頑張っているんです。現状、チャンスは限られてるけど、監督が僕を必要としている時に、その期待に応えられるようにしなければいけないなと思ってます」

 クラブにとっての悲願であるプレミアリーグ制覇が懸かってくるシーズン終盤戦へ。不退転の覚悟を口にした南野がリバプールでどのような地位を築くかに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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