「世界で最も強い」元ポルトガル代表フィーゴがEURO2020に言及!“死の組”に入った母国については…

2020年03月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「C・ロナウドは手本となる選手」

EURO2020に臨むポルトガル代表について語ったフィーゴ。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本時間3月2日に開催されたレアル・マドリー対バルセロナのクラシコにあわせ、日本で放映権を持つWOWOWの特別番組に出演するため、来日した元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴが、3か月後に開幕するEURO2020(欧州選手権)に言及した。

 60周年を迎えるEUROのアンバサダーも務めているフィーゴは、母国のポルトガルについて、「個人的には世界で最も強いチームだと思う」と語った。

「素晴らしい大会にするチャンスがあると思っている。世界中のフットボーラーが手本とするクリスチアーノ・ロナウドをはじめ、チームには経験のある選手と有望な若手がいる。ジョアン・フェリックス、ウィリアム・カルバリョ、ベルナルド・シウバ、ブルーノ・フェルナンデスらがいる。きっと良いゲームをしてくれるだろう」

 前回王者のポルトガルはグループステージで、いずれも優勝候補のドイツとフランスと同じ"死の組"に組み込まれた(残り1試合はプレーオフで決定)。だが、後輩たちの躍進を疑っていないという。
 

「優勝候補が揃った、とても難しいグループに入った。だが、今のポルトガルはとても優秀だ。グループステージを突破することを望んでいるし、できると思っている。歴史からみても、強いチームと対戦しても勝つことができる、そういうフェーズになっている」

 そして、チームにおけるベテランと若手に共存についてはこのように語った。

「常に良い環境を作る努力をすること、すべてを共有することが重要だ。チームが良い状況、うまくいっているときは簡単なことだが、悪い時も共有することが大切だ。それぞれの選手が、それぞれの良いところを共有し、チームのために長所を生かすことを優先して考えることが重要だ」

 レジェンドも太鼓判を押すポルトガル代表は、はたして連覇という偉業を達成できるのか。

 24か国が出場し、11か国12都市で開催されるEURO2020は、6月12日から7月12日にかけて行なわれる。グループステージから決勝までの全51試合は、WOWOWで完全生中継される。

取材・文●熊介子(サッカーダイジェストWeb編集部)
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