「怒っている」「これほど大切な試合が…」C・ロナウドが新型コロナウイルスの影響に言及!CLリヨン戦の敗北についても語る

2020年02月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

インテル戦は「クラシコのよう」

CLリヨン戦では不発に終わったC・ロナウド。インテルとの大一番で爆発するか。(C)Getty Images

 悲願の欧州制覇を目指すユベントスにとって、チャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16第1レグでリヨンに敗れたのは小さくない痛手となった。だが、クリスチアーノ・ロナウドは逆転突破を信じている。

 昨シーズンも同じラウンドでアトレティコ・マドリーを相手に見事な逆転劇を演じたC・ロナウドは、イタリア衛星放送『Sky Sport』のインタビューで「僕らは怒っている。でも、恐れはない」と述べた。

「僕らがラウンドを突破すると確信している。チャンピオンズ・リーグはもっとも難しい大会なんだ。でも、ホームで戦う第2レグに向けて自信を持っている。冷静だし、集中しているよ。今は目前の試合に勝つことを考える。そして、それからチャンピオンズ・リーグだ」

 実際、ユベントスはセリエAでビッグマッチを控えている。3月2日のインテル戦だ。新型コロナウイルスの影響で無観客試合となる大一番に向け、C・ロナウドは「バルセロナ対レアル・マドリーのような試合だ」と意気込んだ。

「インテル、ミラン、ラツィオとの試合はすべてビッグマッチだ。素晴らしい試合だよ。インテル戦はファンタスティックな監督とチームを相手にするファンタスティックな試合となるだろう」
 
 無観客試合となることについては、「悲しいけど、責任は変わらない」と話した。

「ホームなんだし、素晴らしい結果を残したい。これほど大切な試合が無観客なのは不思議な感じだろうね。良いことじゃない。でも、健康がもっとも大切だ。決定を尊重しなければならない」

 リヨン戦の黒星でマウリツィオ・サッリ監督への批判が高まっているが、エースは「練習で試していることが試合でできないこともある。でも、大騒ぎはしない。サッカーとはそういうものだ」と述べている。

「勝つことも負けることもある。僕らは監督のアイデアをリスペクトしているよ。練習を続け、今後の試合に備えていくのが僕らの仕事だ。自分は自分の貢献をする。得点とアシストでチームを助けながらね。厳しい時期だとは思っていない。素晴らしいシーズンになると確信している」
 

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